今日はこちら。
黒のトリプルシンボルの4/4人間・ウィザード。
色拘束はきついものの優秀なマナレシオと種族を持つクリーチャー。
誘発型能力は2つ。
1つ目は戦場から自分の墓地にトークンでないクリーチャーが置かれる度に2/2のゾンビを生成する能力。
後続を途切れさせない優秀な能力で、戦場にいるだけで一定のプレッシャーをかけられます。
また生み出すのがゾンビな為、種族サポートとしても優秀。
デッキの色もどうせ黒でしょう。
コンボ等にも活かしやすく、幅広い活躍が見込めます。
自分の墓地に置かれればいい為、相手にコントロールを奪われた自分のクリーチャーでも、破壊すればゾンビが生成できます。
逆に相手のクリーチャーのコントロールを奪って破壊すると、ゾンビが生まれないどころか大変な事に。
2つ目の誘発型能力は戦場から相手の墓地にクリーチャーが置かれた時に自身を追放する能力。
デメリット能力ですね。
こちらはトークンでも誘発してしまいます。
大抵のデッキにはクリーチャーが入っている為、簡単に誘発してしまいます。
不用意に攻撃するとチャンプブロックで死にかねませんが、ただそうなるとこの生み出した子達はどうすれば？
虚空の力線と併用する事でデメリットを消すことが可能。
虚空の力線自体が優秀なメタカードである為そこまで痛くもなく、安心して使う事ができます。
お互いに張ると鹿になりますが、3/4/4なら許されますか。
当然元ネタは未来予知で再録された黄泉からの橋。
戦場にある時に何の効果もなく、墓地にある時に活躍するこのカードは、墓地にあるだけでアドバンテージを稼ぎつつも、対策しても損になる可能性も高い非常に優秀な1枚。
その分禁止スレスレのカードでしたが、前回のモダンホライゾンで登場した蘇る死滅都市、ホガークにより遂にモダンで禁止されました。
未来予知の設定上発売前に禁止された世にも珍しいカードであり、今尚最速禁止記録を更新し続けています。
比較すると戦場で発動する為各種除去が効き、マナが必要となり、手札も消費しなければならなくなりました。
面白いカードですが、流石に弱体化しすぎている気がします。
まあ墓地で誘発したら何も学んでない事になりますが。
注目といえば注目の一枚ですが、リミテですら怪しい1枚。
少なくとも禁止はされないんじゃないでしょうか。ではでは！
