テーロス還魂記には神がいる。
信心がなければ動けないが
巨大で破壊不能、強力な能力を持つ。
またウーロやポルクラノスなどの怪物に、
帰ってきたエルズペス、アショクと言ったプレインズウォーカーも注目を集めた。
しかし環境初陣戦で活躍したのは彼らではなかった。
この一見貧弱で重いスフィンクスが最強フィニッシャーとして大活躍した。
今日は夢さらいについて考える。
夢さらいについて話す時に彼を無視することはできないだろう。
前テーロスに存在した予知するスフィンクスだ。
飛行、手札捨てて呪禁、殴るたび効果、3/5のスフィンクス。
夢さらいは彼の直系の進化だ。
彼もまた青系コントロールで細々と活躍した。
夢さらいは多色化したことで絆魂が増え、
バフ効果が付き、
占術3はドローになった。
ドローに変化したことで呪禁の弾が用意でき、バフも乗り、
そして絆魂でゲームを長引かせ、
更にアドバンテージを取る。
テキストが全てシナジーしている。
バフはターン開始時のドローでも乗るので、
除去耐性とアドバンテージ獲得手段のついた黎明を齎す者、ライラと言ったところか。
そんな彼女にも弱点がある。
①着地時の打ち消し
②攻撃前の除去によるタップ
③重いコスト
しかし、これを補う奴らがこの環境にいる。
この男が打ち消しと自ターンの除去を完全に弾く。
ドローも持っており相性抜群だ。
メレティス誕生は着地時に平地を持ってくる。
コントロールでは土地が詰まるのは致命傷な為、
ドローより嬉しい場面もかなりあるだろう。
0/4の壁が1ターン遅くやってくるが、
その1ターンは回復で補填。
令和の前兆の壁と言ったところか。
対処法の一つである布告除去にも耐性を付ける。
これに加え、海の神のお告げ、払拭の光が採用され、意味の渇望が無理なく入ったことで、
青白コン自体のパワーも上がっている。
サンプルデッキ
8 島
6 平地
2 アーデンベイル城
1 ヴァントレス城
4 啓蒙の神殿
4 神聖な泉
3 夢さらい
2 ドビンの拒否権
2 タッサの介入
4 意味の渇望
4 吸収
4 空の粉砕
4 海の神のお告げ
4 メレティス誕生
4 払拭の光
4 時を解す者、テフェリー
4 神秘の論争
3 霊気の疾風
2 敬虔な命令
2 ドビンの拒否権
2 覆いを割く者、ナーセット
1 ヘリオッドの介入
1 エルズペス、死に打ち勝つ
対処法は全体除去と布告除去。
これらは対象を取らない為、
呪禁を無視して倒すことができる。
また影槍は起動効果で呪禁を消すことができる。
青白コンをトップメタまで押し上げた夢さらい。
今後も大活躍してくれるだろう。
ではでは!