今日はこちら。
モダンホライゾン3にて登場する強力なカウンター呪文。
青1マナ複製(1)のインスタントで、
誘発型能力か無色の呪文1つを対象とし、それを打ち消す効果を持ちます。
儀礼的拒否の上位互換。
呪文の方は対象が狭いものの、誘発型能力も消せるのはかなり便利そう。
複製により無色の呪文と誘発型能力を同時に消せるので、特にエルドラージに対して強力な打ち消し。
これまで本体は消せても大きなアドバンテージを得られていた伝説のエルドラージ達にとっては特に厳しい1枚。
また誘発型能力も消せるのはかなり便利で、ストームやタッサの神託者といったゲームを決定づけられる能力も消すことができます。
ゲームの勝敗を左右しうるこれらの能力を消せるのは一般的な打ち消し呪文にはない利点と言えます。
一方でそれらを消せるもみ消しがあまり採用されてない点からそれほど強くないのかもという予想もできます。
このカードはレガシーでもよく使われているのですが、その主な狙いはフェッチランドの起動に対して唱える疑似土地破壊であり、起動型能力を対象に取れない記憶への放逐ではその役目は果たせません。
とはいえ統率者においてはアーティファクトはかなり一般的な存在であり、ゲーム中いつ引いてもすぐに使えるタイミングがやってくるでしょう。
実際1ターン目に置かれる太陽の指輪はそれだけでゲームを決められるレベルの圧倒的な力を持っています。
でも2ターン目の秘儀の印鑑位ならやめてあげて…。
複製により誘発型能力は消せますが、血の芸術家+食肉鈎虐殺事件のように莫大な誘発型能力が乗ると、打ち消す為に支払うマナも膨大になってしまいます。
能力すべてを打ち消せる即時却下が4マナであることを考えると、複製はできて3回とかになりそうです。
対象指定はしっかりと。
大抵は問題ないのですが、スタック上に取れる対象が複製した回数より多かったり、打ち消されたりした場合、結構面倒なことになります。
複製じゃなくストームって書いててほしかった。
ではでは！
