今日はこちら。
カルロフ邸殺人事件にて登場した打ち消し呪文。
青2マナのインスタントで、呪文1つとクリーチャー最大1体を対象とし、前者のコントローラーが(2)を支払わないかぎり、それを打ち消し、後者に容疑をかける効果を持ちます。
火消しの上位互換。
序盤から中盤にかけて打ち消しとしては強力な打ち消しとして活躍する一方、終盤以降はかなり腐りやすくなっています。
リミテッドでは後手2ターン目の動きとして最善クラス。
カルロフ邸殺人事件では変装の存在により3ターン目にクリーチャーが展開される可能性が非常に高く、構え損ということがかなり少ないのも強さを後押ししています。
また終盤においてもハマれば強力。
ブロッカーを消しながら容疑をかけることで都合2体ブロッカーが減り、計算を大きく狂わせることができます。
またカルロフ邸殺人事件では強力なボムも多く、それらを消せればゲームを決定づけられる可能性もあります。
一方で避けやすいのも特徴で、ケアするために浮かした2マナの使い道として変装コストや手掛かりなどが存在するためちゃんと理解しているプレイヤーとやるとかなり腐りがち。
引いているのであれば序盤に切るのをオススメします。
最もこれは構える側にも言えること。
打ち消しを構えながら、相手が動いてこなかったら手掛かり起動はパーミッションとしてはかなり理想的な動きです。
構築ではかき消しが競合するのが厳しいか。
せめて犠牲は要求しようと浮かされた2マナで払われてしまいます。
容疑をかけることで攻撃を通しやすくなるのはクロック・パーミッションとかでは嬉しいのですが、肝心の打ち消しがしづらいとなるとやはり見劣りしてしまいます。
フレーバー的には相手の言うことを打ち消し、相手に容疑をかけるといったところでしょうか。
今回ギミックがかなり推理小説っぽくてかなり面白いですね。
ではでは！
