今日はこちら。
カルロフ邸殺人事件にて登場する軽量除去。
黒2マナのインスタントで、
打ち消されず、
マナ総量3以下のクリーチャーやPW1つを対象とし、それを破壊する効果を持ちます。
取り除きの上位互換。
取り除き自体が非常に優秀で、当時のスタンダードで使われたことからも一定の需要はありそう。
ちなみに現スタンダードでマナ総量3以下のPWはヴェールのリリアナや勝負服纏い、チャンドラなど9名います。
最も強力な競合相手は喉首狙い。
アーティファクト以外という範囲の広さが魅力で、環境のほとんどのクリーチャーを倒せます。
特に黙示録、シェオルドレッドや偉大なる統一者、アトラクサが倒せるのは大きな差別点と言えるでしょう。
一方長い別れ最大のメリットは打ち消されないこと。
特に護法で消されないのは大きく、策謀の予見者、ラフィーンや墓地の侵入者をわずか2マナ手札1枚で対処できます。
ただし青単の傲慢なジンはとんずらなどフェイズ・アウトで避けてくるので過信は禁物。
当たらなければどうということはない。
やはり刹那…刹那をくれ…。
リミテッドでは元々強力な除去として使える他、変装の護法をぶち抜くことができます。
この打ち消されない単体除去が登場した背景には、ストリクスヘイヴン: 魔法学院での登場以降頻出しすぎている護法を牽制する目的があるのでしょう。
とはいえその変装・クリーチャーに撃った場合、変装コストを支払われて表向きになり、マナ総量3以下の条件を満たさなくなる可能性があります。
その為、撃つ場合は相手のマナが寝ている間に撃ちましょう。
なお変装はスタックを用いず即座に表向きになるため、対応して長い別れを撃つことはできません。
あれじゃあなんでこのカード登場したの？
スタンダードでの除去としてはやはり喉首狙いに分がありそうです。
しかし打ち消されない点やPWを倒せる点など明確な利点もあるので、1, 2枚なら採用してもいいかなというイメージ。
個人的にはプロモパック版のデザインがかなり好みです。
ではでは！
