今日はこちら。
ジャンプスタートにて登場した強力な切削統率者。
青3マナ1/4の伝説の人間・アドバイザーで、
対戦相手が1枚以上切削するなら、代わりにその2倍の枚数切削する常在型能力を持っています。
初登場ジャンプスタートではデッキが40枚しか無いため、定着すれば一瞬で相手の山札を落とし切ることが可能。
タフネスも4と高く、ブロッカーとして勝利までの時間を堅実に稼いでくれそうです。
統率者として指定すれば300枚の切削の旅が始まります。
その際の相棒として有名なのがしつこい請願者。
ブルバック自身がアドバイザーなのでコストとして使え、効果はブルバック込みで24枚切削。
タップ能力ではないので召喚酔いもなく、皆で力を合わせて12回起動できれば多分勝てます。
これがアゾリウス評議会の力か…(白無いけど)
ちなみに1番の敵は初代エルドラージ。
ジャンプスタート以降再録がなく徐々に高騰していたブルバックがラヴニカ・リマスターで遂に再録。
旧枠版、フルアート版、さらには日本語版が遂に初登場となり、全国のブルバック使いとしてはかなり嬉しい収録となったのではないでしょうか。
まあ現在の価格はかなり高いのですが、需要はそんなにないと思うので、少しすれば落ち着いてくるんじゃないかと思います。
ラヴニカ・リマスターのパック自体の需要が怪しいので、供給もないかもしれませんが…。
切削を参照する初のカードで、現在唯一のカード。
切削自体制定されたのがジャンプスタートの発売半月前に発売された基本セット2021であり、新しく制定したキーワードを周知させるためのカードと見ることもできます。
(WotCはよくこういうカードを出します。
例を挙げるとPWルールの変更に伴い複数の同PWタイプのPWを並べられるようになったことを利用した狡猾な漂流者、ジェイス、
PWのダメージ移し替えルールの廃止に伴い登場したゴブリンの鎖回し等です。)
切削枚数を増やす効果はプレイヤーのみを参照し、そのコントローラーを参照しません。
対戦相手の切削もその枚数を倍にします。
状況によっては友情コンボになるので注意。
ちなみに発掘はその発掘値分ライブラリーがあれば起動可能です。
個人的にはリミテッドでの切削はかなり邪道なので反対寄り。
そもそも構築で60枚切削する用にカードは作られているはずなのでスピードが遅く山札の枚数も少ないリミテッドでは破格に強くなってしまいます。
あとせっかく当たったボムレアを切削されると少しがっかり。
山札の下ならまだ引けるかもと期待できますが、落とされてしまったらそれすらありません。
まあ切削も戦術の一つなので仕方ないのですが…。
ちなみに盤面を膠着させ、相手の引き切りを待つのはよくやります。
互いに全力出しきった感あって好き。ではでは!