ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

溶鉄の尖峰、ヴァラクートについて考える

f:id:rodasha:20231018113804j:image

今日はこちら。

 

ゼンディカーにて登場したフィニッシャーになりうる土地。

タップ状態で戦場に出る常在型能力、

山が自分の戦場に出るたび、他に5つ以上の山をコントロールしていれば、好きな対象に3点のダメージを与えられる誘発型能力、

(T)で(赤)を加える起動型能力を持ちます。

 

山のみを参照するものの、タップインかつ条件達成が厳しい事から赤単ビートダウンに採用される事はまずありません。

その真価は土地をサーチしやすく、伸ばしやすい緑と組んだ際に発揮されます。

 

登場直後からエクステンデッドで風景の変容と組み合わせたデッキが活躍。

f:id:rodasha:20231018114718j:image

山6枚とヴァラクートを持ってくる事で都合18点、更にもう1枚ヴァラクートを持ってくれば36点とオーバーキルも甚だしいダメージを叩き出す事ができ、メタの一角として活躍しました。

 

スタンダードではヴァラクートを持ってくる手段が探検の地図しか無く、しばらく地雷デッキとして細々と活躍していましたが、基本セット2011にて原始のタイタンを獲得、一躍トップメタに躍り出ます。

f:id:rodasha:20231018115153j:imagef:id:rodasha:20231018115200j:image

このデッキはフィニッシャーが土地という干渉しづらいカードタイプであること、その誘発型能力により死亡する為打ち消しが効きづらい事、また原始のタイタンが着地した際に既に土地を持ってくる為除去が有効でない事、打ち消そうものなら召喚の罠から戦場に出得る事等から非常に対処しづらいデッキとしてスタンダードを駆け抜けました。

f:id:rodasha:20231018120014j:image

ひどいと1体打ち消したら召喚の罠から2体出てきたなんて話も。

 

現在でもモダンのアミュレットタイタンで採用されています。

f:id:rodasha:20231018120618j:imagef:id:rodasha:20231018120624j:image

山はほとんど入っていませんが、代わりにイリーシア木立のドライアドにより自身を含むすべての土地が山になる為、原始のタイタン1パンで3×4=12点+本体6点GGが起きやすいとかなんとか。

 

今回の地域チャンピオンシップのプロモとなった1枚。

赤緑コントロールを代表する1枚ですし、今後も主にモダンで活躍が期待できそうなので、目指してみるのも悪くないかもしれません。

ではでは!

プライバシーポリシー