ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

エント最後の行進について考える

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今日はこちら。

 

指輪物語: 中つ国の伝承で登場する超重量級呪文。

緑8マナのソーサリーで、

打ち消されず、

自分のコントロールしているクリーチャーのタフネスの中の最大値に等しい枚数のカードを引き、その後、手札にある望む枚数のクリーチャー・カードを戦場に出します。

 

紛れもなくカジュアルな統率者戦向きのカードで、緑の優秀なマナ加速と優秀なクリーチャーを駆使すれば7枚以上のドローも十分狙えます。

打ち消されない為フルタップでも安心して唱える事ができますが、一部対処可能なカードもあるので注意。

特に徴用は絶望的なアドバンテージ差を付けられます。

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弱点としてはこれの解決時に巨大クリーチャーをコントロールしている必要がある事、

そしてデッキ内のクリーチャーの割合がそれなりに多い必要がある事です。

前者はデッキ内のクリーチャーの最大サイズが小さければそもそも引ける枚数もたかが知れてますし、

スタックでサイクロンの裂け目超過とか撃たれると1枚も引けなくなります。

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(全部出直すから解決後に撃った方がいいか)

 

後者も引いた後にバリューを用意する為には必要で、10枚引いてクリーチャー無し、とかだとそのままディスカードする事になりかねません。

魔力の墓所水蓮の花びらなどはそのまま唱えられますが、それよりはやはり大型クリーチャーを展開した方が強そうです。

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競技的な統率者では、巨大クリーチャーを出すよりもそのマナでそのままコンボした方が速いので使われなさそう。

そもそも緑がめちゃくちゃ不遇です。

Lv6以下なら王者なんですが、Lv9以上だとあまり見かけません。

打ち消されない大量ドロー自体はいいんですけどね。

いかんせんその為に巨大クリーチャーを入れるのかというと…。

 

モダンではまあ無理でしょう。

解決時に孤独当てられて0ドローはかなり見えます。

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そこから大量に並べばまだありますが、そもそも果たしてこんなもの撃てる時間があるのかというと…。

 

多元宇宙の突破原初の征服者、エターリがスタンダードで活躍しているところを見ると可能性はありそうに見えますが、流石にモダンだとちょっと…。

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エントは指輪物語に登場する種族の一つで、

森の牧人の異名で呼ばれる彼等は非常に強力な存在として知られています。

外見は植物の特徴を備えた巨人であり、緑に割り当てるのにまさにふさわしい存在と言えるでしょう。

ではでは!

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