今日はこちら。
機械兵団の進軍で登場する新エターリ。
完成化してしまいましたが、ストーリーによればエリシュ・ノーンが死んだ事ですべて元に戻ったらしいので単純に出番が増えただけですね。
やったね。
表面は赤7マナの伝説のエルダー・恐竜。
7/7トランプルで戦場に出た際に各プレイヤーのライブラリーから土地でないカードが追放されるまでライブラリートップを追放していき、それにより追放された土地でないカードを望む数マナ・コストを支払う事なく唱えられます。
また(9)(緑/Φ)をソーサリー・タイミングで支払う事で変身します。
裏面は赤緑多色の伝説のファイレクシアン・エルダー・恐竜。
11/11トランプル・破壊不能で、プレイヤーに戦闘ダメージを与えるとその点数分の毒カウンターを与えます。
重すぎるコストに充分見合う強力な性能と言えるでしょう。
僕が統率者として愛用している旧エターリですが、しばしば土地をめくって効果が目減りしてしまうという残念な性質を持っていました。
また速攻がない為攻撃前にやられてしまうと何もできないという弱点もあり、
加えてトランプル等の回避能力を持たないのでチャンプブロックで止められてしまうという弱点もありました。
新エターリはそれらの弱点を完全に克服しています。
土地でないカードがめくれるまでデッキトップを追放し続けますし、
その効果が着地誘発で発生するので速効性も問題ありません。
トランプルも増えた為チャンプブロックされる心配もなく、
統率者的にはパワーが6から7に増えた事で3回の攻撃で21点叩き出せるようになりました。
ただし1マナ重くなったり攻撃する度に誘発しなくなったりと少し弱体化した部分はあります。
また結局打ち消しをめくった際には何もできないという弱点も残っています。
裏面はほぼ強化荒廃鋼の巨像。
対戦相手のクリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与える事は出来ないものの、
戦闘ダメージに加えて毒カウンターを与えられます。
表面である程度統率者ダメージを重ねておけば毒による決着の前に対戦相手を敗北させる事もできるでしょう。
感染を付ければその速度は2倍に。
ただ流石にオーバーキルですし、せっかく破壊不能も付いてるのに装備品割られたら死ぬのでまあ多分いらないでしょう。
死亡時にデッキに戻る能力はありませんが、
戦場に出ればどの道追放以外ではほとんど死なないでしょうし、
踏み倒しても表面でしか登場しないのであまり関係はありません。
そもそも表面だけで破壊力充分という説もあります。
赤緑で着地誘発になった事でかなりコンボが増えました。
代表的なのは2つで、まず片方は食物連鎖。
永遠の災い魔や不死身、スクイーを追放し続けて得た無限マナを統率者に指定したエターリに注ぎ込む事で全員のデッキからすべての呪文を唱える事ができます。
もう片方はティムールの剣歯虎と波止場の恐喝者コンボ。
こちらは波止場の恐喝者カウントが5以上必要ですが宝物の形でマナを得られるのであらゆる呪文に繋げられます。
後はティムールの剣歯虎で無限に出し入れすれば同様にすべての呪文が唱えられます。
また統率者に指定した場合は固有色の関係で採用できませんがディスプレイサーの仔猫も面白い相方。
クリーチャーでない呪文を4人中1人めくり続ける事で無限にブリンクが可能。
このコンボは特に面白く、
わずか2枚で成立するのは魅力なのですが、
全員がクリーチャーを同時にめくると止まってしまうので最後までやる必要があります。
また呪文を唱えるのにスタックしてブリンク能力が解決するのですべての呪文がスタックに乗ります。
最後まで止まらなければ全員のライブラリーが消し飛んだ状態でスタックが順に解決されていき、最終的に誰かが入れてるであろうタッサの神託者で勝ちですね。
途中でドローを挟まないように注意。
上記コンボ結局全員のライブラリーが消し飛んで順に引いてって勝ちという流れになりそう。
出現領域から飛び出てきたタッサの神託者に負けないようにだけ注意。
コンボを決めずともサイズが大きい為戦闘勝ちも狙えそうというのは嬉しい点。
組むしかないか…?ではでは!