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Mightstone及びWeakstoneはどちらもパワーストーンの一種です。
パワーストーンは絶大な魔力を秘めた魔法の宝石の事で、それを持つ者は世界を変え野望を果たす力を手にします。
ある日ウルザとミシュラ兄弟とその師トカシアはコイロスの洞窟内施設の最深部で巨大なパワーストーンを見つけました。
兄弟がパワーストーンに近づくとそれは2つに割れたので、ウルザとミシュラそれぞれがそれを手に入れました。
この時ウルザが手にした側がMightstone、ミシュラが手にした側がWeakstoneです。
二人はこのパワーストーンを巡って争い合うようになり、これがかの有名な兄弟戦争を引き起こしたきっかけとなります。
またこのパワーストーンはそもそもドミナリアとファイレクシアをつなぐポータルGate to Phyrexiaを封印していたものであり、ファイレクシア戦争のきっかけともなりました。
兄弟戦争で登場する5マナの伝説のパワーストーン。
戦場に出た時、カードを2枚引くか、クリーチャー1体を対象としそれに-5/-5修正を与えるか選べます。
またアーティファクト・呪文でない呪文を唱える為に使えない無色2マナを生成するマナ・ファクトにもなります。
着地時の効果は予言かオブ・ニクシリスの残虐。
マナ総量を考えると遥かに重くなってますが、マナ・ファクトとして使える点や色を問わずブリンク等で使い回せる点で使い勝手がいいです。
例を挙げるならばゴブリンの溶接工。
これで墓地と入れ替え続ければ着地誘発を連発する事ができます。
マナ能力は癖はあるものの使い道はある能力。
呪文を唱えるには使いづらいですが起動型能力には使えます。
護国卿、ウルザの起動型能力には使えますね。
スタンダードでは流石に重すぎると思います。
ただ1:1交換ないしは2ドローができるので可能性はありますし、何より合体後のプレインズウォーカー、ウルザが強力そうに見えるのでそこは可能性がありますし、デッキが組めるほど優秀なアーティファクトが収録されれば優秀なマナ加速として活躍できます。
現状だとだいぶ厳しめですが今後のプレビュー次第というところでしょう。
このカードでもっとも気になるのは固有色。
このカードは護国卿、ウルザとの合体によりプレインズウォーカー、ウルザとなるのですが、そのプレインズウォーカー、ウルザは色指標で青白です。
両面カードの固有色は裏面の固有色も含むのですが、合体カードで固有色が裏面と一致しないのはこれが初です。
個人的にはこれは無色であってほしいのですが、この辺はリリースノート待ちといったところでしょう。
緩めの裁定頼む。ではでは!