ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

産業のタイタンについて考える

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今日はこちら。

 

ニューカペナの街角で登場する7マナ7/7到達、トランプルのエレメンタル。

 

スタッツはかなり優秀。

到達により飛行に睨みを効かせつつ、トランプルでチャンプブロックをさせる事なくなぎ倒していく事ができます。

欲を言えば速攻が欲しかったところですが、そこは強力な着地誘発でカバーします。

 

能力は4種類の中から2種類を選択できます。

同じ能力を2回使う事はできません。

この辺は命令を意識した効果だと思われます。

 

1つ目の能力は帰化

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1:1交換の狙いやすい優秀な能力です。

環境には勢団の銀行破り鏡割りの寓話等優秀なアーティファクトやエンチャントが多く存在し、対象にはそれほど困らないと思います。

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白単やジェスカイコンの様なそれらを用いないデッキであれば他のモードが選べるので安心。

2つ目の能力は5点回復。

相手も選べますが、まず自分を対象に取ると思います。

効果としては司祭の祈りであり、1マナ相当。

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とはいえ残り少ないライフであれば優先的に選択したい能力であり、間接的な決定打になる場面も少なくないでしょう。

 

3つ目の能力は4/4のサイ・戦士・トークンの生成。

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1、2マナ相当の他の能力に比べて突出して影響の大きい能力であり、9割方生成する事になると思います。

合計で11点分のクリーチャーを用意できれば戦況を大きく傾ける事ができ、勝利に大きく貢献してくれることでしょう。

 

4つ目の能力は自分のクリーチャー1体の上に盾カウンターを置く能力。

解決時に対象を取る為スタックで倒されても盾カウンターを置く事ができます。

またカードの能力は上から解決していく為、3つ目の能力で生成したトークンに乗せる事も可能。

安全の加護を踏まえれば効果としては1マナ以下ですが、除去耐性がつくのはかなり強力に思えます。

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謎めいた命令を使っていた方であれば分かると思うのですが、1つ目、2つ目の能力で取った対象が不適正になった場合、もう片方が対象を取っていないなら能力はすべて立ち消えします。

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2つ目の能力が不適正になるパターンはかなり少ない為、問題となるのは帰化対象がいなくなった場合。

例えば勢団の銀行破り命取りの論争された場合なんかに発生します。

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この場合同時に選択していたサイ・トークンは生成されなくなります。

かなりのレアケースだとは思われますが、一応1つ目の能力を発動する場合は合わせて2つ目の能力を使用するか、あるいはそもそも1つ目の能力を使用しないかという事になると思います。

現状そこまで破壊したいアーティファクトもないので…。

 

出せれば流石に強そうな1枚。

ただ除去と打ち消しには弱いので環境的にはあまり活躍できなさそう。

盾カウンターも消失の詩句放浪皇には効かないし…。

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これは除去の方に問題がありそうですが…。

 

イラストはかなり好き。

盾カウンターという事で法律家集団斡旋屋の一員だそうですが、街全体が起き上がったらそれだけで大量の死者が出そうです。

訴訟対策は大丈夫でしょうか?ではでは!

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