ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

再録禁止カードについて考える

1月8日は勝負の日。

一か八かからの発想ですね。

まあ安定した生活を送っていればそんなものに挑む必要はありません。

君子危うきに近寄らず。

避けられるものは避けたほうが無難ですね。

 

さて今日は再録禁止について。

 

再録禁止とはWotCが定めている再販を禁止しているカード群の事です。

それらのカードはそれ、及びそれとカード・タイプ、サブタイプ、能力、マナ・コスト、クリーチャーであればパワー・タフネスのすべてが一致するカードの販売が禁止されています。

 

例えばTundra

島と平地として扱うだけのこのカードが再録禁止に指定されている為、WotCでは今後Tundraそれその物だけでなく、島・平地として扱うだけで他になんの効果も持たない土地を販売する事ができません。

 

回避方法としては神聖なる泉の様にデメリット能力をつける方法。

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また基本土地タイプを持たないバージョンも販売できますね。

(これはフェッチランドによって持ってこれない点でかなり劣ります)

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こういったカードが制定された背景としては、WotCが世界初のTCGであり、カードショップの文化を定着させる必要があったという背景があります。

あなたがカードショップのオーナーで、Black Lotusを10枚持ってたとします。

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それで次のパックでコモンで収録されますなんて言われたら破産しますね?

そうならない為の保険として再録禁止が存在するわけです。

 

歴史としては第4版の発売時に当時の高額カードがレアリティーを下げて再録された事が発端です。

例えば殺人蜂

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初出はレジェンドのレアでしたが、第4版ではアンコモンとして収録されました。

これにより価格が暴落。

ショップやコレクターから猛反発にあいました。

 

これらのカードの上位互換やほぼ同型再販は、それらのカードの価値を著しく下げない限り販売する事ができます。

一応理論上は例えば戦場に出た時1点回復する様なTundraを作る事は可能です。

しかしそうなればTundraの価値は暴落。

普通に訴訟になって普通に潰れかねません。

 

ちなみにこの再録禁止の話題が偶に上がる理由としては、これを持っている人達がレガシー等しかプレイしない事に由来する様な気がします。

実際仮に僕が5,60万かけてイゼットデルバーとか握ったとしたら飽きるまで使いまわしたいと思いますし、その間モダンやスタンダードをデッキを作ろうとすらしようとは思わない気がします。

初心者としてはお店行っても開かれないフォーマットよりも人がいるフォーマットをやりたいですし、ある程度勝負になって欲しいし、その割には高いしでかなり難しいですね。

実際誰も悪くないし。

(これに関してはまあ的はずれな可能性は十分あります)

 

以上こんな所で。またお会いしましょうPWさん。

ではでは!

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