ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

飢餓の潮流、グリストについて考える

f:id:rodasha:20210621071919j:image

今日はこちら。

 

3マナの黒緑の新プレインズウォーカー。

どの様なプレインズウォーカーなのかは不明。

イラストは虫の集合体の様ですが…なお嫌いな人は多分とことん嫌いなキャラクターだと思われます。(集合体恐怖症)

 

最も特徴的なのは永続型能力。

戦場以外では1/1の緑黒昆虫として扱われます。

これにより既存のプレインズウォーカーとは異なる様々な面白い動きをします。

 

例えば緑の太陽の頂点

f:id:rodasha:20210621072913j:image

X=3以上で撃つ事で戦場にPWを出せます。

 

アニメイトでも戦場に戻す事が可能。

ファッティと比べて決定力は無いものの、代わりに発掘の様な蘇生対象にマナ総量上限のあるカードでも戻しやすいです。

f:id:rodasha:20210621074800j:image

 

各種非クリーチャー対策が効かないのも特徴的で、プレインズウォーカーであるにも関わらず強迫否認が効きません。

f:id:rodasha:20210621073311j:imagef:id:rodasha:20210621073315j:image

 

一方で着地時にはプレインズウォーカーの為クリーチャー除去が効きません。

コントロールにはかなり有効なカードになりそうです。

 

タルモゴイフもすくすく育ちます。

f:id:rodasha:20210621081138j:image

なかなか出会えないプレインズウォーカーである点も相性がいいです。

 

この能力はデッキ構築時にも有効な為、統率者として指定できます。

という事は集めるもの、ウモーリ(クリーチャー)デッキでも使えそうですね。

f:id:rodasha:20210621075347j:image

 

+1能力は1/1の黒緑・クリーチャー・トークンを1体生成した後、自分の山札を1枚切除し、それが昆虫なら忠誠カウンターを1個増やし、この手順を繰り返す能力です。

3マナのクリーチャーで1/1トークンを生成できるのはかなり強力で、特にタフネス1のアタッカーに対してかなり有利に出られます。

切除も自然の怒りのタイタン、ウーロ等墓地利用に貢献してくれます。

f:id:rodasha:20210621081041j:image

地味ながら優秀な能力です。

着地後すぐ稲妻圏外の4に逃げられるのも優秀。

f:id:rodasha:20210621081625j:image

 

その優秀な能力が切除が昆虫なら追加で誘発。

このカードは戦場以外では昆虫なので、2枚目以降のこのカードでチェイン可能。

デッキ内の昆虫カードを増やしておけば一気に2個以上忠誠カウンターを置く事も可能であり、その都度トークンが出ます。

 

小マイナスはクリーチャー1体を生け贄に、クリーチャーかプレインズウォーカー1体を破壊する能力です。

自前でトークンを用意できる為生け贄要員に困らず、プレインズウォーカーも対象に取れる対応力の高い非常に優秀な能力です。

また着地後即起動でも忠誠度が1残ります。

場合によってはトークンと忠誠度が無尽蔵に増える事もあり、かなり強力に自己完結しています。

 

奥義は各対戦相手に自分の墓地のクリーチャー枚数分だけライフルーズさせる能力です。

自分で墓地を肥やせる上に、発動後自身が墓地へ落ちると永続型能力によりカウントが増えます。

対象を取らない為夏の帳に妨害される事も無くかなり強力な能力です。

f:id:rodasha:20210621083510j:image

ただし墓地対策には要注意。

特にインスタントタイミングかつ0マナで墓地を空にできる忍耐の登場はかなり痛手だと思います。(同期ですが)

f:id:rodasha:20210621083341j:image

 

見た目やフレーバーの面白さとカードとしての強さを併せ持つ強力な一枚。

今後定番カードとなるでしょうか。ではでは!

プライバシーポリシー