ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

大霊堂の信奉者について考える

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今日はこちら。

 

ミラディンで登場した1/1/1の人間・クレリック

アーティファクトが戦場から墓地に置かれるたび、対戦相手1人のライフを1点失わせる事ができます。

 

親和のキーカードの1つであり、大量に並べたアーティファクトを次々と生け贄に捧げる事で対戦相手のライフを根こそぎ削る事ができました。

スタンダード時の相棒は電結の荒廃者

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これにより自身を含むアーティファクトをまとめて生け贄に捧げる事ができ、非常に強力なデッキを完成させていました。

親和デッキはその強さ以上にレアリティの低さから特にFNMに溢れ返り、多くの初心者を離れさせました。

その為大霊堂の信奉者はスタンダードで、電結の荒廃者アーティファクト・土地サイクル5種と共に禁止されました。

トップメタを消滅させるほどの禁止が出た背景としては、復帰したプレイヤーが親和と当たりまくり再び引退するのを避ける為でした。

実際スタンダードの禁止後もその色のデッキがトップメタに居続ける事は多いですからね。

黄金架のドラゴン、君の事だよ。

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後にエクステンデッドやブロック構築でも禁止。

まあほぼカードプール変わりませんし当然と言えば当然と言うところでしょうか。

 

その主な活躍場所となっていたのはパウパーです。

親和のキーパーツの多くはコモンであり、頭蓋囲いがフォーマット当初からの禁止カードであるにも関わらずその地位は常にトップメタにあり続けました。

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先日は良い相棒であったエイトグも禁止に。

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以降はクラーク族のシャーマンと組んで一撃必殺コンボを構成していました。

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実験統合機命取りの論争によりコンボパーツを探し、揃ったら即座にゲームを畳む動きが非常に強力でした。

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あまりの強力さから遂に一昨日禁止になりました。

 

実際にパウパーの親和デッキのキーパーツとなったのはここ最近の事であり、それまではあまり使われていませんでした。

理由としては他に黒の有力なカードが無かった為です。

しかし血の泉命取りの論争等の強力な黒のカードの登場により急激に黒を採用する意味が産まれました。

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また何と言ってもモダンホライゾン2で登場した破壊不能2色アーティファクトランドにより黒を入れるのにそれほど苦労しなくなりました。

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すべての元凶はやはりここにある気がします。

モダンのアーティファクト・土地サイクル禁止なんですよ?

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ただそもそも直接ダメージのコンボがかなり防ぎにくいのも事実。

まあ帰ってくることはないでしょう。ではでは!

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