今日はこちら。
エルドラージ覚醒で登場したキャントリップ付きマナフィルター・アーティファクト。
このバージョンのイラストの右下にはこのイラストを手掛けたアーティストJohn Avon氏のサインが虹色に描かれているそうなのですが、拡大しても確認できませんでした。
プリズムで七色に分解されているという事は自然光だと思うんですが、この人眩しくないのでしょうか?
次の瞬間には目を押さえてそう。
落とすなよ。
手札を減らさず色事故を防げるのは結構強力で、この手のカードにしては珍しくスタンダードから採用実績があります。
初出エルドラージ覚醒時には広がりゆく海対策として数々のコントロールデッキに採用された他、起動コストにアーティファクトを要求する時の篩デッキでも採用されました。
またカラデシュでの再録時には自分のコントロールしているアーティファクトのマナ総量だけ唱える為のコストが減る金属製の巨像デッキや自分のアーティファクトをバウンスして出し直したりする霊気貯蔵器デッキで活躍しました。
モダンではアーティファクトを生け贄に捧げてマナを得るコンボデッキクラーク族の鉄工所デッキで採用されました。
現在ではクラーク族の鉄工所は禁止されています。
リミテッドではアグロデッキで無ければデッキに入る1枚。
手札消費無しに安定性を高められるのは嬉しいらしいです。
僕はアグロ好きなので入れませんが。
パウパーでも活躍していた1枚で、親和やウルザトロンで採用されていました。
前者は手札消費無しで展開できるアーティファクトという点、後者は様々なフィニッシャーにアクセスできる色補助という点で強力でした。
本日パウパーで禁止される事が発表されました。
その目的は主にトロンの弱体化であり、手札消費無しにデッキ内のあらゆるカードをプレイできる様になるのが不健全だったそう。
これにより探検の地図に復活フラグが立ちました。
逆にアーカムの天測儀は金輪際帰ってこれなさそうですね。
今回の禁止改定はなぜそれを禁止しなければならないか、他のカードでは駄目だったのか、代わりに禁止解除できそうなカードは何かをすべて書いていて、非常に良いと思いました。
来週火曜日にも他のフォーマットで禁止が出るそうですが、同じ位の熱量が欲しいですね。
ではでは!