今日はこちら。
タラスクはフランス南部のタラスコンという地区に伝わる伝説に登場する怪物です。
この怪物はローヌ川沿いの森林地に出没し、人々に被害を与えていました。
これを退治したとされるのが中東聖地から訪れていた聖女マルタです。
チュートリアルガチャから出るし。
D&Dの世界にはマルタはいなかった為、タラスクは現在でも(最大級のドラゴンに次いで)最も恐ろしい生物とされています。
体長は約21m体高は15m重さは130トン。
体型の似ているカメレオンが大体体長約45cmで約250gなので、体積を45の3乗倍とすると、密度は5倍になります。
おおかなり現実的な値。
なにせこういう怪物偶に空気より軽いやつとかいるので…。
未だ場所がわからないタラスクの巣の中で6d4ヶ月程眠った後、1d3日暴れます。
10年程に1度1d2週間暴れ続ける事があり、その場合は4d6年ほど寝ます。
ここでTRPGに馴染みのない方のために補足するとXdYというのは、X面体ダイスをY個振りY面体ダイスをX個振りその合計値を出すという意味です。
例えば6d4というのは4面体ダイスを6つ振り、その合計値を出す事になります。
平均値で言えばタラスクは10年程に1度10日程暴れた後、14年眠る事になります。
上の文完全に消えましたね。
そろそろMTGの話と行きましょうか。
タラスクは9マナ10/10の巨大な恐竜です。
全てを喰らい尽くす怪物らしいスタッツですね。
タラスクは唱えられていれば、それが手札からか追放領域であったかに関係なく、速攻と護法(10)を持ちます。
これは非常に強力です。
護法(10)は明らかに支払う事ができず、ほとんどの場合呪禁と変わらなくなります。
打ち消されない呪文や能力なら話は別ですが、緑に対してはあまり無いんですよね…。
サイズもかなり大きいですし。
速攻も言うまでもありません。
非常に重い一撃を即座に相手に与える事が可能でしょう。
タラスクにはトランプルが無い為、ブロッカーを押し退けて殴る事ができません。
代わりに持っているのが攻撃時の格闘能力です。
タラスクは攻撃した際に相手のクリーチャー1体を対象とし、それと格闘を行います。
ブロッカーが1体ならそれと格闘すればいなくなり、10点ダメージを通す事ができます。
仮に2体以上いたとしても通さない為には2体ずつ捧げる必要があります。
いずれはダメージが通るのではないでしょうか。
一方でこの効果なぜか強制なので相手が接死しか持っていなければ相打ちを強制されます。
また破壊不能はどうやったって抜けません。
格闘からブロックまで1体で対処されてしまいます。
リアニ系では効果が付きませんが、マナを踏み倒す事に関しては何も問題が無い為、ティボルトの計略と相性がいいです。
かなり対処は難しい筈です。
ブロッカーもそこまでいないでしょうし。
単色なので出現の根本原理も相性がいいですね。
引き込んでもランプデッキなので問題なく出せるはずです。
スタンダードで破滅の限りを尽くすのでしょうか。
フォーゴトン・レルム探訪は今週金曜日アリーナ実装です。ではでは!