ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

名誉回復について考える

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今日はこちら。

 

アポカリプスで登場した白黒3マナの万能パーマネント除去。

 

色の役割として青以外の各色にはそれぞれ対応できないパーマネントが一つずつあります。

これが2色だとそれぞれの弱点を補い合う事ができ、特に色の性質上最も除去が得意とされている黒絡みで、このような死角がなくなったバージョンが時々出てきます。

最も黒がエンチャントを割れる様になったのはつい最近の事で、当時はエンチャントもアーティファクトも破壊できませんでしたが、一方の白は生まれた時からその両方を破壊できた為、敵対色とは何とやら、非常に相性のいい組み合わせだったわけです。

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名誉回復はその中でも元祖と呼べるほど古い1枚で、現在では破壊しづらくなった土地から、まだ登場していなかったプレインズウォーカーまで、あらゆる脅威に対応できる素晴らしい1枚です。

実は万能パーマネント除去というのは当時からあって、それは非暴力こと緑単色であったのですが、そのマナコストはなんと6マナ。

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砂漠の竜巻自体当時でも強力な呪文とはいえず、見向きもされないカードでしたが、多色化したとはいえそのマナコストが半分になれば流石に強力な訳です。

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アグロやミッドレンジはもちろんコントロール相手でも土地が割れる為腐らない強力な1枚。

というかコントロールにとって土地破壊はかなり厳しいと思います。

2種の救主を使えば2ターン目から安定して土地を割ることができます。

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昔からのプレイヤーであれば(というか今回初めてこのカードを見たという訳でなければ)、こちらのイラストの方が馴染み深いと思われます。
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ブロックの主人公ジェラードはヨーグモスの罠にかかり、一度は名誉を失ってしまいます。

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その名誉を回復する為彼はレガシーを起動。

その命と引き換えに遂にヨーグモスを倒します。

このイラストはまさにそのシーンを表しており、彼が名誉回復した瞬間を表している訳です。

 

新イラストは多分レイディアント。

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ファイレクシアに汚染されセラに見捨てられた地で一人復興を目指してた大天使。

しかし途中から手段を選ばなくなり、ウルザの両目からパワーストーンを抉り復興に使おうとした所で、その強大な魔力に飲まれ、絶命したその最期のシーン。

遺言の「狂っていたのは私だ!」が自らの誤りを認め、名誉を回復した…という事なのでしょうか?

ちょっと頑張りすぎちゃっただけのかわいそうなキャラクターにしか見えない…。

 

ところで名誉回復ってあまり使わない言葉じゃないでしょうか。

日本語だと名誉挽回とかのが使いそう。

個人的には汚名挽回はあまりに言われすぎてもう廃れたと思っているのですがどうでしょう?

(汚名挽回だと汚名を取り戻してしまう。

正しくは名誉挽回または汚名返上。

ちゃんと元あった所に戻しましょう)

 

レガシーでは他のカードに押され使われなくなってしまいましたが、この度モダンに参戦!

名誉回復となるでしょうか!ではでは!

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