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新ファイレクシアにおける法務官の一人で、青に属する「発展の動力源」を率いてます。
金属で覆われた細長い体躯を持つ男性で、「大いなる統合の書」の著者です。
元はヴィダルゲン達が住んでいたルーメングリッドに研究室を作り、そこに住んでいます。
策略や思想、目的や手段に対して柔軟な考えを持ち、彼の元では複数の学派が異なる方向性を持ち研究をしています。
多元宇宙の存在を認識しており、ファイレクシア拡大の為の資源と見なしています。
法務官の中で最初に次元渡りをするのは彼で間違いないでしょう、と思われていました。
5/4瞬速とそこそこの戦闘能力はあるものの、10マナもするなら話は別。
能力目当てに構築で使われる事になると思います。
2つの能力により莫大なハンドアドバンテージをもたらしてくれます。
1つ目は自分のエンドフェイズに7枚引く効果。
1度通ればゲーム終了級のハンドアドバンテージをもたらし、数ターン生き残ればライブラリーアウトまで見える豪快な能力です。
通常はその直後にあるクリンナップ・フェイズで7枚になるまで捨てる事になりますが、残った手札は単に7枚ある以上に質の高いものになっているでしょう。
2つ目は相手の手札の最大枚数が7枚減る能力。
何もなければ0枚となり、手札を1枚も保持できなくなります。
相手のエンドフェイズに出せば直後のクリンナップ・フェイズで手札を全て捨てさせる事ができ、ゲームを終了させるほどの力になります。
弱点は除去耐性も打ち消しもない点。
その為どうにかして生き残らせて能力誘発まで持たせる必要があります。
とはいえ相手の手札がないなら効果は薄く、マナを起こせる程軽くもない為、ある程度割り切る必要があります。
デッキが少なくなりやすく、早出しのギミックも組みづらいリミテッドではかなり弱い1枚。
最も枚数の少ないマジック・リーグの30枚なら先手10ターン目に出たとしても、次のターンにはライブラリーアウト負けします。
出現の根本原理デッキでは単色として持って来れるので新しい選択肢となりえます。
80枚デッキなら7枚ずつ引いてもデッキ切れまで遠い為なんとでもなりそう。
またティボルトの計略を始めとした踏み倒しデッキなら早いタイミングで戦場を制圧、次のコンボにもつながりやすく強力な選択肢となります。
その他にもサイクルの法務官が続々登場。
環境に影響を与えられるのでしょうか。ではでは!