今日はこちら。
オンスロート出身のゴブリン。ゴブリンを赤マナに変換できる。
1ターン目に出せば2ターン目には3マナ出すことが可能であり、またゴブリンであれば自身以外も変換することが可能であるため、2ターン目にゴブリンの扇動者を出せば、3ターン目には6マナまで出すことができる。
ドミナリアで再録された際には、同時にゴブリンの戦長、包囲攻撃の司令官等歴戦の名ゴブリン達も参戦し、一躍注目を浴びた。
が、これらを早出ししてもそこまでインパクトがない。
そのうえ、身内に1/1を全滅させる裏切り者がいたために、活躍できなかった。
その後、活躍の場をヒストリックに移すと基本セット2020でゴブリンの首謀者、ヒストリック・アンソロジーでゴブリンの女看守、ヒストリック・アンソロジー3で宝石の手の焼却者を獲得。
着々とゴブリンデッキの復権に向けて優秀なゴブリンが収録されていった。
おそらく内部に工作員がいたと思われる。
そしてJUMPSTARTにて新規カードマクサスや酋長、クレンコを獲得。
特にマクサスはスカークの探鉱者が欲していた6マナの出せば勝てるゴブリンであり、これにより彼の価値が大きく上昇した。
1ターン目に探鉱者、2ターン目に扇動者(またはずる賢いゴブリン、ドラゴンの餌)を出せば3ターン目にはマクサスを着地させられる。
さて、ここからは彼のちょっとした手品を紹介しましょう。
まずはゴブリンの扇動者とゴブリンの戦長。
戦長の効果で無色1マナ減っていることで扇動者が1マナ増やしてくれる。
お次はゴブリンの酋長と群衆の親分、クレンコ。
ゴブリンが戦場に4体以上いれば、3体を超える1体につき1マナ増やしてくれる。
前提として他に探鉱者がいるはずなので条件としてはそこまで重くない。
さらに酋長の代わりに戦長であれば条件がさらに緩和し、2体を超える1体、つまり最低でも1マナ増えることになる。
これらのコンボはマクサスで揃えるのはそこまで難しくない。
革命の中心にいるのが彼であることはゆうまでもない。貴族のくせに。
(歴史的に貴族は革命を起こされる側だ)
1/1と体は貧弱だが侮ることなかれ。
展開をマナ加速に変換し、さらなる展開を行う彼の爆発力は一度使えば病みつきになる、かもしれない。ではでは!