ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

峰の恐怖について考える

峰の恐怖

今日はこちら。

 

本体性能は5マナ5/4飛行。

ドラゴンとしては一般的というか神話なんですしもう少し盛ってくれませんかね。

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「この辺にドラゴンがいると聞いて」

 

一つ目の能力は対戦相手がこれを対象として呪文を唱える際にライフペイを要求する効果。

直接火力を要する赤なので、これを除去しようと思い、ライフを支払ったら見えてなかった火力にやられてしまったということにもなりかねない。

要求する点数も3点と結構痛い。

また唱えた際の追加コストの為、打消しなど何らかの方法で弾いても失わせられる。

しかし、追加でマナを要求するわけではないためテンポ損自体はさせられないうえに、環境の主力除去が効果により対象を取るものなのがかなり痛い。

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というか効果でも誘発しちゃダメだったんですかね。

 

2つ目の効果は他のクリーチャーがこちらのコントロール下で戦場に出るたび、そのパワー分のダメージを好きな対象に飛ばす能力。

任意の対象ということでかなり使い勝手がよく、特に同パックで登場した英雄的介入+胞子編みの織り手と組み合わせれば無限ライフ無限トークンが達成できる。

英雄的介入胞子網の織り手

1億回くらいやればドラフトでも成立するかも(適当)。

ちなみに発生源は峰の恐怖。

プロテクション(赤)には撃てないものの絆魂をつけて大量に回復したり、トーブランで2点増やしたりもできる。

戦慄衆の指揮で大量に蘇生したり、鏡の行進で2連勝すれば1キルもできる楽しい効果。

ただこいつが5マナもするので発動は次のターン以降か。

創案は消えた。あれば5ターン目に炎の騎兵と走って死んでた。

クロクサと好相性。

 

速攻もないしスタッツも平凡なので、結構弱めだと思うけどどうだろう。

リミテだとそりゃ強いけど神話だし大気の精霊でも死ぬ環境なのでノーカン。

 

さてこのカードの名前。峰の恐怖。

おそらく峰に登る時、一番の脅威となる生物なのだろう。

 テ―ロス還魂記にはヴェリュス山の恐怖がいた。

 ヴェリュス山は架空の地名であり、なじみがない。

その為、 ヴェリュス山の恐怖という名前にはある程度の非現実感があり、畏怖、かっこよさがある。

今回の峰の恐怖にはそれがない。

峰も恐怖も共に一般名称であり、単に峰の恐怖と言った場合連想されるのは登山中の滑落事故などである。

最初にドラゴンを想定するのはこのカードを知っている人だけだ。

せっかくの神話レアドラゴンでサイズも大きいのに名前がいまいちかっこよくない。

Peaksには「頂、山頂、頂点」などの意味もあるので、例えば恐怖の頂点とか…。 

ルカニックエンペラードラゴンみたいな名前じゃないあたりいかにもMTGらしい。

 

値段は今が峰だと思う。ではでは!

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