今日はこちら。
機械兵団の進軍で登場する腹音鳴らしとフブルスプのコンビカード。
戦場に出た時と攻撃時に1枚引き、
望む枚数の土地・カードを捨て、
1枚以上の土地・カードを捨てたら対象のクリーチャー1体に捨てた枚数×2ダメージを与える誘発型能力と、
(1)(青)でオーナーのライブラリーの上から3枚目に置ける起動型能力を持っています。
どちらもラヴニカ次元出身のコンビ。
着地誘発の1ドローとライブラリーに戻る効果はフブルスプから、
土地を捨ててダメージを与える効果は腹音鳴らしから来ています。
色々と能力はあるものの、個人的に重要に感じるのは着地時と攻撃時に1ドローできる点。
これにより攻撃前に除去されてもアドバンテージを獲得でき、除去されなければ更にアドバンテージを獲得する事ができます。
5マナ3色となった事でスタッツも6/5とかなり無視できないサイズとなっており、盤面に与える影響はかなり大きなものとなっています。
ドローしたカードは3、4割が土地になりますが、このカードの場合それらを火力に変換可能。
欲を言えばトランプルが欲しかった所ですが、この能力によりブロッカーを排除し、ダメージを通して行く事ができます。
相性のいいカードとしては墓地から土地を回収できるカードが挙げられます。
スタンで共存するカードとしては大スライム、スローグルグが存在しており、相性がかなりいいコンビとなっています。
統率者に指定するのであれば壌土からの生命が相性がいいでしょう。
ドローを発掘に置換すれば毎ターン2回ずつ唱える事ができ、次々とクリーチャーを葬り去る事ができます。
毎ターン土地を伸ばしていく事も現実的に可能となるでしょう。
起動型能力によってライブラリーに逃がす事ができます。
多くの場合このカードはデッキの大半のカードより強力なはずなので除去が飛んできた場合にはこれで逃しましょう。
ところで統率者に指定したカードは領域を移動する際に統率領域に戻す事ができますが、
ライブラリーに仕込んだ場合、リシャッフルが挟まるとライブラリーからライブラリーなので、統率領域に戻すことができません。
その為彼らを統率者に指定するのであれば、シャッフルの際に困らないようにスリーブを合わせることを強くオススメします。
さもないとシャッフルの際にスリーブをデッキから全て外す事になりますし、両面カードが混ざっているとさらに面倒な事に…。
構築でもそれなりにやれそうな1枚。
雑に突っ込んでも強そうですが、雑に突っ込める色ではないのが難点か。
ではでは!