今日はこちら。
モダンホライゾン2で登場した赤の1マナインスタント。
クリーチャーかプレイヤー1体に2点ダメージを飛ばしますが、昂揚達成で6点ダメージになります。
昂揚はイニストラードを覆う影で登場した能力語であり、自分の墓地にあるカード・タイプが4種類以上あれば強力な効果を発揮します。
フレーバー的には正気を司るライブラリーとは対極の、狂気を司る墓地を肥やす事で達成するメカニズムとなっています。
切除や墓地肥やしがあれば能動的に達成しにいけますが、そこまでせずともフェッチランド、インスタント、ソーサリー位はすぐに達成でき、後はサメ台風やミシュラのガラクタ等で4種類になります。
同時に登場したドラゴンの怒りの媒介者も非常に相性がよく、共にカードパワーが高い為、よく併用されます。
昂揚達成前は顔に飛ばないショック。
とはいえ1マナ2点はマナ相応のダメージ量であり、これを入れるようなじっくり戦いたいデッキであれば顔に2点飛ばしたいタイミングもかなり少ないと思います。
昂揚を達成するとダメージ量は驚異の6点。
あの死の飢えのタイタン、クロクサすら落とせる強力なカードとなります。
踏み倒しデッキでもなければ、大抵のクリーチャーを破壊できる火力となります。
登場直後から様々な環境で活躍。
モダンの黒赤コントロールやレガシーの青赤デルバーで使われ、今後も定番除去となっていきそうです。
ジャンプスタート経由でヒストリックにも登場。
イゼットフェニックスやジェスカイコントロールの地位を大きく押し上げました。
本日付でMTGアリーナ上で弱体化が決定。
昂揚達成時のダメージ量が4点になりました。
だいぶ倒せる範囲が少なくなりましたが、それでもインスタント・タイミングに赤1マナ4点は凶悪。
これまでのように4枚安定という事はなく、一方で完全に抜けるわけでもない、良カードになった印象です。
紙も直せ。
英語名はUnholy heat。
打たれたらホーリー○ットと言っちゃいそう。
暑い日が続きますが、このまま夏到来なんでしょうか。
やめて。ではでは!