ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

肉体の裏切者、テゼレットについて再度考える

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今日はこちら。

 

神河: 輝ける世界で登場したテゼレット。

青4マナの初期忠誠度4、

各ターン最初に起動するアーティファクトの起動型能力のコストが(2)少なくなる永続型能力と、

[+1]で2ドローし、アーティファクト1枚か手札2枚を捨てる効果、

[-2]でアーティファクト1つをクリーチャーにし、機体でなければ基本のP/Tを4/4にする効果、

[-6]で自分のアーティファクトがタップする度、1枚引く紋章を得る効果を持っています。

 

1年以上前に発売されたカードがここに来ていきなり注目されている原因は培養です。

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培養は機械兵団の進軍で登場する新メカニズムで、培養Xを行うと、培養器・トークンが+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出ます。

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このトークンは(2)でいつでも変身させる事ができ、変身すると0/0のファイレクシアン・アーティファクト・クリーチャー・トークンになります。

 

相性がいいのは永続型能力と[-2]。

培養器・トークンはアーティファクトかつ起動型能力で変身する事ができ、テゼレットがいればその起動にマナが必要なくなります。

テゼレットの能力は各ターン1回である為、相手ターンにも変身させる事ができ、もし培養器・トークンが2つ以上あれば、返しで除去されたとしても4マナ軽減してくれます。

 

[-2]は培養器をさらに直接クリーチャー化する能力で、この場合4/4に乗っている+1/+1カウンターが加算される為非常に大きなクリーチャーとなります。

その培養器が前のターン以前に戦場に出ていれば召喚酔いも無く、そのまま攻撃に行けます。

素で2回撃てたり、永続型能力でブロッカーを用意しやすいのも相性がいいです。

 

[+1]は相変わらず使いづらいものの、別に2ドロー2ディスでも質は良くなるのでそれほど問題にはなりません。

だからもっと活躍してくれると思っていたのですが…。

 

問題は培養が主に黒緑のメカニズムである点。

ただ最強の培養クリーチャーが青にいる為これはそれほど問題にならないかもしれません。

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金属の徒党の種子鮫→テゼレットと動けると+4/+4カウンターの乗った培養ができるので8/8を作るなり、手札を入れ替えながら4/4を立てるなり、いずれにせよ強力な盤面が作れそうです。

 

ボーラスにファイレクシアにコロコロと主人を変えるテゼレットさんですが、またも敗北してしまいました。

これだから裏切者は…。

ではでは!

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