ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

トレストの密偵長、エドリックについて考える

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港町トレストでは、誰もエドリックの密偵や思考の急使や使い魔の網を逃れられない。

ネスタの女帝ですら、岸辺で演習を行う際は、エドリックの意見を請う。

世間が言うには、四世紀も前の若き日から、彼にはたった一つだけ手に入らない秘密が残っているそうだ。

引用──「15の統率者、15の物語

今日はこちら。

 

初代統率者で登場した伝説のエルフ・ならず者。

クリーチャー1体が対戦相手に戦闘ダメージを与える度、そのコントローラーは1枚引けます。

 

クリーチャー1体毎に誘発するので毎ターンかなりの枚数が引けますが、その恩恵を対戦相手も受ける事ができてしまいます。

しかしその条件として戦闘ダメージを与えるのは、エドリックのコントローラーから見て対戦相手である必要があるので、この恩恵に預かりすぎているとそのまま多大なアドバンテージを得たエドリックがゲームを決めてしまうというジレンマがあります。

初出が統率者らしい素晴らしいカードデザインと言えるでしょう。

 

本人も能力誘発に貢献できるので知恵の蛇系統と比べればそれほど悪くないのですが、所詮回避能力を持たない2/2なので、安定してダメージを通すのは難しいでしょう。

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幸い固有色は飛行やトランプル、ブロックされない等を有する緑青なのでアタッカーにはそれほど困らないでしょう。

最近のカードだと気まぐれな呪文踊りは能力も方向性も合っててかなり強力。

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登場が12年前という事もあり、単体でのカードパワーはかなり見劣りしてしまうかもしれません。

特に後に登場した織り手のティムナは採用率も高く、能力も噛み合ってしまっているので、かなり苦手そうに見えます。

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しかし昨日行われた第4期統率者神決定戦にて見事に優勝。

この方は昔からこのデッキを使い込んでいた方らしく、数々の大会でこのデッキで結果を残すスペシャリストだとか。

改めておめでとうございます。

 

愛があれば統率者もそれに応えてくれる、かもしれません。

お気に入りの統率者と共に是非挑戦してみましょう。

まあ僕が言うなという話だとは思いますが。

ではでは!

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