今日はこちら。
ブルームバロウにて登場した軽量除去。
緑2マナのインスタントで、
以下から1つを選ぶ効果を持ちます。
・飛行クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する
・エンチャント1つを対象とし、それを破壊する
・1枚引き、食物1つを生成する
赤緑果敢では毒を選べが採用されてきました。
ポイントとしては1マナと軽い点、
エンチャント、アーティファクト、飛行を持つクリーチャーと範囲が広い点、
一応果敢を誘発させる為だけに使用も可能な点が強みでした。
このカードの仮想敵と言えばやはり一時的封鎖でしょう。
つまりエンチャントを破壊したいわけですが、これを使う白系コントロールには他にも多数のエンチャントが存在します。
毒を選べは布告なので、対戦相手としては最も不要なエンチャントを生け贄にします。
こうなるともう一時的封鎖されたクリーチャー達は帰ってきません。
また毒を選べはソーサリーです。
赤緑果敢において最も強力な布陣の1つである心火の英雄+多様な鼠は速攻がなく揃えても即座に攻撃することができません。
せっかく一時的封鎖を解除したのに今度は太陽降下で流されてしまっては意味がありません。
脚当ての陣形はインスタントです。
相手のエンドに複数並んだエンチャントから一時的封鎖をピンポイントで破壊することができます。
返しのターンには追放されていたクリーチャー達は召喚酔いも解け攻撃に参加できるようになります。
またインスタントで果敢を誘発させられるのも強力。
毒を選べでは対象が無い場合空撃ちしかできませんでしたが、脚当ての陣形にはキャントリップ・モードもあり、無駄になりません。
アーティファクトが落とせなくなってしまっている点は気になります。
しかし、現環境に存在するアーティファクトと言えばほぼウラブラスクの溶鉱炉のみ。
速いデッキである赤緑果敢であればそれほど問題ではありません。
最近優先されて採用され始めている1枚。
スタンダード限定の活躍とはなりそうですが、定着していくのでしょうか。
ではでは！
