ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

定業について考える

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今日はこちら。

 

基本セット2011で登場した優秀なドロースペル。

占術2を行った後、1枚引く効果を持っています。

 

血清の幻視と占術とドローのタイミングが入れ替わった1枚。

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占術で見たカードをそのまま手札に加えられる即時性が優秀で、切削やシャッフル等で妨害される心配がありません。

 

またこのカードは血清の幻視を改良する目的で作られた1枚です。

カード性能に加え、名前に固有名詞を含まない為再録しやすくなっています。

しかし使ってみるとその強さがすぐに発覚。

グランプリダラスフォートワース11ではトップ8全員が精神を刻む者、ジェイスと共に4枚採用。

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その後は統率者レジェンズやジャンプスタート2022にて再録されたものの、スタンダード環境に帰ってくることはありませんでした。

 

レガシーでは渦まく知識思案に次ぐドロー呪文として採用される事があります。

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またヴィンテージでも同様の評価を受けており、上記2枚が制限カードとなっている為、しばしば採用されています。

コモン収録の為パウパーでも使われており、シャッフル手段の乏しい環境ゆえ渦まく知識より優先される事も。

 

モダンでは青赤コンボを強化し、その弱体化を図って2011年10月に思案と共に禁止入り。

しかし指輪物語: 中つ国の登場以降青赤ラガバンが相対的に弱体化した事を受けて、それらのフェア・デッキ強化の為に2023年8月に解禁。

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ぶっちゃけコイツらが死んだ原因はオークの弓使いだと思うのですが、まあ定業で抵抗…あれ定業もオークに弱くね?

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手練の上位互換。

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ただオーク環境ではドローと手札に加えるの差が大きく手練が使われてない以上使われない可能性も…?

流石にカードパワーを信じたいですが。

 

読みは「ていごう」。

ただ日本語としては「じょうぎょう」、または「ていぎょう」が正しく、後者は「一定の職業や業務」を指すので、前者の「前世から定まっている善悪の業報」を指す仏教用語としての読みが一番合っている気がします。

ルビが悪いよルビが。

 

今後のモダンでは4積み安定か。それとも…?

ではでは!

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