今日はこちら。
統率者レジェンズで登場した統率者専用マナファクト。
好きな色1色のマナ3点を加えられますが、そのマナは統率者を唱える為にしか使う事ができません。
cEDHにおいて統率者依存度の高すぎるデッキはあまり存在しませんが、ルーデヴィックの名作、クラムや愚者滅ぼし、テヴェシュの様にアドバンテージ獲得の要となっている事は多いので、それらを戦場に出しやすくするこのカードはかなり強力。
儀式系列のカードは敬遠される傾向にあるのですが、これらの統率者は早期に着地すればそれ以上のアドバンテージを稼いでくれる為、採用率が極めて高い1枚となっています。
勿論統率者がコンボの起点+マナ加速となる鋭い目の航海士、マルコムや、莫大なアドバンテージを稼げるウェザーライトの艦長、ジョイラであればその強力さは言うまでもありません。
カジュアルデッキにおいても強力。
パルン、ニヴ=ミゼットのきつい色拘束を解決しつつ唱えたり、僕の愛機原初の嵐、エターリを1ターン目に戦場に送り込んだりと重い統率者にとって救世主の様な1枚です。
できれば3マナ使い切りたい所ですが、時には2マナとして使う事も視野に入ります。
織り手のティムナとかはその代表例ですね。
これでも水蓮の花びら2枚相当なので十分強力。
ただしあらゆるデッキに入るわけでは無いというのは追記しておくべきでしょう。
僕がよく使うデッキの中で最も強力なロフガフフの息子、ログラクフ+トリトンの英雄、トラシオスは統率者税の支払い以外で3マナ使えません。
共闘でなければより統率者税を支払う機会は減るでしょう。
不特定マナを持たず、同じ色マナ・シンボルを1つしか持たない統率者デッキには例え所持していたとしても不要と言えるでしょう。
そういう意味では統率者を代表する強力で高価なもう一つのマナファクト魔力の墓所の方がオススメと言えます。
仮にどちらかしか入れられないとすれば僕はおそらくあらゆるデッキにこちらを採用するでしょう。
特殊セットの神話レアな上に需要も値段も高かった1枚ですが、なんと8月発売の統率者マスターズに再録が決定。
特殊フレームも数種類あるみたいですし、これで流通数が増えればお安くなってくれるかも。
魔力の墓所も来そうだな…。ではでは!