ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

ヨーグモスの息子、ケリクについて考える

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今日はこちら。

 

統率者2019で登場した黒7マナ2/2絆魂の伝説のファイレクシアン・ホラー・ミニオン

コストに含まれる(黒)1つにつき、代わりに2点のライフを支払える能力と、

黒の呪文を唱えるたび自身に+1/+1カウンターを置く能力を持ちます。

 

7マナと非常に重いもののその内3マナは(Φ)である為実質4マナ、

黒が儀式に長けた色でもある為1ターン目着地も結構な頻度で行う事ができます。

 

本体は2/2絆魂と貧弱ながら、黒の呪文を唱える度に+1/+1カウンターが乗る為、4/4程度であれば即座に成長。

自身及び後続の呪文の為に使用したライフを僅かながら補填してくれます。

 

しかし真に強力なのはその後続の呪文の(黒)をライフ2点で賄える能力であり、これにより手札次第では1キルも可能。

黒単最速のジェネラルの一角として存在しています。

 

ライフを犠牲にとてつもない速度でマナ加速できるのは長所でもあり、短所でもあります。

ライフを犠牲に展開を行う為、全員から狙われやすいという点も相まって長期戦が滅法苦手。

その前にゲームを終わらせる超短期戦でその真価を発揮します。

 

例えば宝石の睡蓮最後の審判通りの悪霊ミシュラのガラク等はワンキルハンド。

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宝石の睡蓮からケリクを出し(ライフ34)、

最後の審判(ライフ28→14)、

冥府の契約魔力の墓所暗黒の儀式霊気貯蔵器Leshra's Sigilを積み込みます。

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通りの悪霊をサイクリングし(ライフ12)、

引き込んだ冥府の契約を唱えデッキをすべて引き込みます(ライフ6→3)。
暗黒の儀式(3→1)+魔力の墓所から霊気貯蔵器を唱え、
ミシュラのガラクをキャスト(ライフ1→9)、

以降Leshra's Sigilを無限キャストして霊気貯蔵器でフィニッシュとなります。

通りの悪霊ミシュラのガラクに代用が効くので、ルートはかなり多めです。

 

圧が強すぎる為このカードもレベル7↑向き。

21点の統率者ダメージも狙えなくはないのですが、その際には無限組んでそうなので結局コンボジェネラルになってしまいそうです。

前提として動き出しのライフ要求値が高すぎるんですよね、コイツ…。

 

そもそも単色は柔軟性がない分爆発力を高めるしかないのかも知れません。

やはり2、3色から始めるのがオススメ。

ではでは!

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