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ニューカペナの街角 統率者デッキのサブ統率者。
6マナ6/6飛行、護法(3)の伝説のスフィンクス・ならず者で、着地時と戦闘ダメージを与えた時に宝物か手掛かりを生成する動議と、投票時に自分は追加で1回投票できる能力を持っています。
動議はコンスピラシー: 王位争奪で登場した能力。
それが行われた場合、各プレイヤーは与えられた2つの選択肢のどちらかに投票を行い、その結果に応じてそれぞれの効果をその票数分行います。
コンスピラシーで登場した議決と異なり、1票毎に意味がある為、より投票の駆け引きが大きくなったと見る事ができます。
議会の採決が2人対戦で最強除去となったのはあまりに有名な話。
(対戦相手が使用者と違うパーマネントを選んだとしてもその両方が最多得票となり、追放されます。
これは対象を取らない為、呪禁も被覆も抜ける万能パーマネント除去となります。
通常対戦相手は使用者と同じパーマネントを選ぶ事になります。)
スタッツの大きさと回避能力から戦闘面でもかなり活躍でき、護法を持っている為除去呪文の対象にもなりにくいです。
多人数戦の場合例え除去できるとしても他の行動を取りたいが為に別のクリーチャーを除去してくれる要因にもなります。
動議は永続型能力と合わせてプレイヤー数+1個の宝物か手掛かりを得る事ができ、大抵は自身で宝物2個、対戦相手の数分手掛かりを得る事が多いです。
アカデミーの整備士を置いておけば投票結果に関係なく3個ずつ生成できます。
一般的な統率者で行われる4人対戦の場合、合計5個のアーティファクト・トークンの生成が可能な為、時の篩と組み合わせる事で戦闘ダメージが通る度に追加ターンを得る事が可能。
予め何度か殴っておけば数人落ちたところで追加ターンを得る事ができ、そのままゲームに勝利できます。
色的に時の篩を探しやすいのも強力。
強力な動議呪文である召し上げとの相性も最高。
追加2ターンにコントロール奪取×3なら撃った瞬間に投了してくれる可能性もあります。
宝物生成により唱えやすくなるのもよいですね。
弱点は各種アーティファクトメタ。
また使用率の高い波止場の恐喝者の莫大な資金源にもなります。
選ぶのは「賄賂」(宝物)か「証拠」(手掛かり)。
賄賂を得て悠々自適に過ごしたいのに証拠ばかり渡されて事件解決を促されるティヴィット君は、いつかならず者から心改められる日が来るのでしょうか。
ではでは!