

基本データ
量子の謎かけ屋は久遠の終端で登場した青5マナ4/6のスフィンクス・クリーチャーです。
- 飛行
- 戦場に出たとき、1枚引く。
- 手札が1枚以下で、1枚以上のカードを引くなら、代わりにその枚数に1を足した枚数のカードを引く。
- ワープ(1)(青)(手札にあるこれをワープ・コストで唱えてもよい。次の終了ステップの開始時に追放し、後のターンに追放領域から唱えてもよい。)
カード考察
着地誘発でドローできるスフィンクス。
初見の印象は地味でしたが、非常に凶悪な1枚でした。
2マナのワープと、手札が1枚以下でドローする時に追加で1枚引ける常在型能力を持ちます。
非常に強力なクリーチャーで、特にワープで唱えたときが凶悪。
2マナで1枚しか引けておらずサイクリングに見えますが、実際には5マナで後に唱えられるため、実質的には手札消費なしに1枚引けるため2マナでアドバンテージを取ることができます。
これだけでも採用する理由になります。
また、手札がない場合に追加で1枚引ける効果も凶悪で、トップ勝負で引いた場合ワープで使うことでその時点で2マナ3ドローになります。
リミテッド
環境で最も強い1枚です。
勝率は66.0%で、青黒で最も強く使われます。
見かけたらタッチしてでも入れましょう。
ワープだけでも十分採用に値します。
スタンダード
青赤大釜や青赤果敢、白青コンや緑青ミッドレンジで活躍しています。


トップメタ青赤大釜では特に重要な1枚で、バウンスである洪水の大口へでしか対処できないにも関わらず、それでは根本的な解決になりません。

一方で戦場に残れば各種ルーティングで手札を増やしやすいです。
例えば手札が4枚の状態で光砕く者、テルサで2枚捨てれば、捨てた後の手札が1枚になるため、手札は4枚になります。

ワープ状態でアガサの魂の大釜の対象に指定することで、莫大なマナを生み出せるのも見逃せません。

仮に青赤大釜に規制が入っても単体で強力な1枚の為、今後もミッドレンジ以上で活躍していくことになるでしょう。
パイオニア
青赤ミッドレンジに採用実績があります。
リストはスタンダードの青赤大釜に虚ろな者を入れ、展開力を増した形です。

大会数が少ないのでほとんどデータがありませんが…。
モダン
白青黒ミッドレンジを筆頭に、白青コンや御霊の復讐など様々なデッキで活躍しています。
2マナでワープしてから儚い存在で戦場に戻すことでドローしながら戦場に残すことができます。犯罪か…?

レガシー
最後の審判や豆の木コントロールで活躍しています。そういえば5マナだったなお前…。


最後の審判では束の一番上に使われます。
謎かけ屋、ライオンの瞳のダイアモンド、通りの悪霊、狼狽の嵐、タッサの神託者で勝ちます。




統率者
粗暴な年代学者、オベカが強力。ワープしても戦場に残せます。

スフィンクスの部族統率者羊頭スフィンクスの君主、アネシも相性抜群。
ワープ含め2回コストを軽減できますし、着地誘発も2回行えます。

総評
かなり堅実な1枚。まさか下環境でも活躍するとは思っていませんでした。
価格も初動の2000円から8000円ほどまで上がっています。
神話レアにふさわしい活躍を残しており、文句なしのトップレアとなっております。
今後も上から下まで幅広く使われそう。
ではでは!
参考: