今日はこちら。
基本セット2010で登場した1ターンの間、対戦相手が呪文を唱える事を禁止するインスタント。
オアリムの詠唱と比較すると対象を取らない為偏向はたき等で弾かれず、多人数戦でも非常に有効。
構築では対戦相手のアップキープに撃ち込み全体除去を1ターン遅らせるという使い方があります。
アグロの対コントロールでは勝負を決める一手となりそうです。
またコンボを通す為に自分のターンに撃ち、安全にコンボを通すという使い方もできます。
逆にコンボを通そうとした相手に対し撃ち込むことで相手のコンボを止める事もできます。
むかつきを通し相手が動いて優先権を渡したところで撃つというやり方ですね。
相手が青絡みであれば打ち消しも引き込むのでむかつきスタックの方がいいですが、ロフガフフの息子、ログラクフ+愚者滅ぼし、テヴェシュ等であればキルターンを1ターン遅らせる事ができそうです。
注意点としては二つあり、まず起動型能力などは妨げられない事。
神河で登場した天上都市、大田原や耐え抜くもの、母聖樹などは止める事ができないので注意が必要です。
二つ目は当然の事ですが、解決前なら相手は呪文を撃てるという事。
出現領域などを使われると沈黙がスタック上にある間に相手に動かれ、解決を待たずにコンボ決められて負ける可能性があります。
EDHでは白を使う理由の一つに数えられるほど強力な一枚(のはず)。
よく使われる織り手のティムナや意志を縛る者、ディハーダには黒も含まれている為、むかつきを通す前にあるいは通した後に沈黙からコンボに入る動きが強そうです。
撃たれた相手は文字通りコンボが止まることを祈りながら沈黙するしかできません。
ある意味勝利宣言ですね。ではでは!