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樹海の兵団は、強大な自然の神と交感し、精霊の領域が砕け散るという予言的な幻視を得た大蛇人のしげ樹によって設立された。
最新の技術的発展のストレスが精霊の領域を引き裂くと信じ、彼は現実の構造が回復不可能なほどに傷つく前に行動に出た。
同じ幻視を受け取った者たちが加わり、兵団は速やかに拡大した。
「森」とだけ名乗る謎めいた神の助力を得て、しげ樹は技術的革新の中心へと素早く破壊的な行動に出るように謳っている。
引用:『神河:輝ける世界』の伝説たちより
2種類の起動型能力を持つ伝説のクリーチャー・エンチャント-蛇・ドルイド。
今回もそうなんですが伝説の蛇は大抵神河の大蛇人となっています。
1種類目の起動型能力は(1)(緑)払って戦場から手札に戻す事で発動可能。
山札の上から4枚公開し、土地カードを1枚タップ状態で戦場に出し、残りを墓地に置く事ができます。
期待値的には土地が60枚中15枚も入っていれば4枚めくれば1枚はあるので、かなりの確率で土地を伸ばす事ができます。
また2つ目の起動型能力が墓地利用なので単純な墓地肥やしでも最低限の仕事ができます。
さらにブロック指定後に起動する事で時間稼ぎを同時に行う事もできます。
土地を伸ばすという能力を考えれば、時間稼ぎは有効である可能性が高いです。
2種類目の起動型能力は魂力。
(X)(X)(緑)(緑)とコストは激重ですが、墓地から伝説でないカードX枚を対象とし、手札に戻す事ができます。
インスタント・タイミングで使える為隙が小さく、中盤以降ではカード・アドバンテージを得る事もできます。
本体を回収できないようにする為か伝説でないカード限定ですが、1種類目の起動型能力も相まってかなり使いやすい能力です。
構築、リミテ共に良い相棒は巨大な空亀。
戦場に出た際には優秀なフィニッシャーとして、魂力でバウンスとして時間稼ぎができる他、もう一つの魂力でしげ樹と相互に回収しあうことができます。
これによりマナさえあれば毎ターンの様にアドバンテージが取れます。
僕はこれで毎ターン告別を撃たれました。
単純に1:1交換していくだけでも勝てるので、デッキが洗練されれば今後トップメタになれるポテンシャルはあると思います。
対策としてはやはり墓地追放。
手札を破壊しながら墓地追放ができる真っ白は特に強力です。
とはいえ稼げるアドバンテージが尋常じゃないので、終盤以降だと土地しか手札から落とせず、残った手札だけでゲームができるという可能性も高いです。
もう一つの対策というか注意点の方が近いですが、試合時間が非常に長くなりがちです。
ぐるぐる回るうえ選択肢も膨大なだけに時間切れでゲームを落とさないように注意しましょう。
現在のスタンダード環境はアグロが壊滅して、コントロール・ミラーが非常に多く、試合時間も非常に長くなってしまっています。
誰か助けて。ではでは!