ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

ボーラスの城塞について考える

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今日はこちら。

 

灯争大戦で登場した伝説のアーティファクト

ライフと引き換えに様々なアドバンテージをもたらしてくれます。

 

戦場に出すとライブラリーの一番上のカードをプレイしてもよくなります。

ただしそのマナコストはマナを支払う事なく、代わりにそのマナ総量に等しいライフを支払う事でプレイします。

後者の変更がかなり強力で、本体が6マナにも関わらず置いたターンからかなり動く事が可能です。

ライフアドバンテージをハンドアドバンテージとボードアドバンテージに変換することができ、特にボードアドバンテージが稼げるのが強力です。

 

本体は6マナと重いものの以降はマナを必要としない為、一時的なマナ加速等で早く出せるとさらに強力になります。

 

また土地でないパーマネントを10個生け贄に捧げる事で、各対戦相手のライフを10点失わせることが可能。

フィニッシュ手段まで内蔵しています。

一応タップ能力の為1ターンに複数回起動できませんが、大抵は1回で足りそうです。

 

弱点は大きく3つで、1つ目はインスタントタイミングのアーティファクト除去にあっさり対処されてしまう事。

これは仕方なし。

一応気になるのであれば相手の土地がすべて寝るまで待ちましょう。

 

2つ目はセット権が無い状態で土地がデッキトップに残ってしまう事で、こうなるとデッキトップが変わるまで動けなくなってしまいます。

ドローや占術でずらせる為、これを利用するデッキにはそれらのギミックが組み込まれてる事が多いです。

 

3つ目はライフアドバンテージを失う事。

これが出せてもライフがなければほとんど意味はありません。

その為これを採用しているデッキでは回復も入っていることが多いです。

 

スタンダードではエスパーコントロールで採用されました。

ケイヤの誓いの様な回復できるカードや覆いを割く者、ナーセットの様なデッキトップがいじれるカードが元から採用されていた為、あまり構築を歪めずに活躍できました。

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ヒストリックではサクリファイスで活躍。

忘れられた神々の僧侶のマナ加速から早めに戦場に出せ、悲哀の徘徊者がデッキトップをいじります。

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起動型能力まで相性がよく、かなり強力なデッキです。

 

統率者戦では初期ライフの多さ、カードプールの広さから来る強力なカード群から強力な一枚となっています。

 

最も凶悪なのがヴィンテージで、Moxを始め軽くて強力なカードが多く、修繕で1ターン目から戦場に出ることも可能。

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1ターン目から大量ドロー大量展開ができます。

 

様々な環境で結果を残したこのカードが今回プロモーションカードで旧枠で登場。

元から枠ギリギリだった為、さらにギリギリになってますが、まあネクロポーテンスよりはマシでしょう。

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ではでは!

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