
基本データ
秘儀の否定はアライアンスで登場した青2マナのインスタントで、以下の効果を持ちます。
- 呪文1つを対象とし、それを打ち消す。そのコントローラーは、次のターンのアップキープ開始時に最大2枚まで引いてもよい。
- 次のターンのアップキープ開始時に、1枚引く。
カード考察
軽いカウンター呪文。次のアップキープ開始時に1枚引く効果を持ちますが、相手には2枚引かせてしまうため、差し引き1枚分アドバンテージ損してしまいます。
対抗呪文と比較すると色拘束が弱いのも強み。

そのため、多色デッキで優先的に採用された実績があります。
また対戦相手のライブラリーアウトを戦術に組み込める場合デメリットが小さくなります。対戦相手のライブラリーアウトまで粘るパウパーのターボフォグなどでは4枚採用されることがあります。
現在の主戦場は統率者。対戦相手に与える恩恵よりも自分が手札を減らさないことが強く、よく見かける1枚です。
統率者
環境を代表するカウンター呪文です。特に対戦相手に引かせても問題ない統率者と相性がいいです。
相性のいい統率者
- 精神破壊者、ネクサル

相手が引くたびダメージを与える統率者。彼にとっては対抗呪文より強力。 - 冥王、サウロン

相手が呪文を唱えるたび動員。引かせた呪文をプレイされても恩恵があります。 - 狡猾な征服者、アリーラ

相手ターン中に呪文を唱えるとトークン。手札を減らさずトークンを出したい。
総評
自分も相手も嬉しいカウンター呪文。こういったカードが輝くのは統率者ならではといった感じですね。
ではでは!