ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

永遠の放浪者について考える

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今日はこちら。

 

ファイレクシア: 完全なる統一で登場する6マナ放浪者。

もう正体わかってるしそろそろPWタイプあってもよくない?

 

[-4]が特に強力。

各プレイヤーのコントロールしているクリーチャーを1体ずつ残し、他を生け贄に捧げさせるのですが、この選択権が発動側にある為、基本的に対戦相手側は一番弱いクリーチャー、自分は一番強いクリーチャーが残ります。

この能力が着地後すぐに起動できる為、返しで落とされても問題なくマナ相応の仕事をする事ができ、カードパワーの安定に繋がっています。

 

[0]能力で生成されるトークンも2/2二段攻撃とかなり強力で、忠誠度こそ上がらないものの奥義があるわけでもなし、これを生成していくだけでかなり有利になると思います。

 

永続型能力により2体以上で彼女を攻撃するのは不可能となっています。

予めクリーチャーを展開しておけば[-4]能力後にもクリーチャーは1体残っており、また[0]能力でトークンを生成できる為非常に固いです。

 

[+1]能力も破格の一言。

クリーチャーかアーティファクトをブリンクする能力なのですが、オーナーの終了ステップに返ってくる為、自分のを追放すればブロッカーとして使えるのに対し、相手のをブリンクすればたとえ速攻を持っていたとしてもアタッカーとして使えません。

疑似警戒や各種ETBの使い回し等多くの使い道が考えられます。

 

6マナと重いながらもその能力はどれも非常に強力で、単体でゲームを決められる能力をしています。

今後の白を支える優秀な1枚となりそうです。

 

相性のいいカードとしてはやはり試作品。

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ブリンクする事で完全体へと進化させる事ができます。

特に戦闘の打撃者はブリンクすると追加で1ドローできるのでさらにおいしい。

 

また全体除去なので各種PWとも相性がいいです。

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単純に頭数が減るので殴られにくくなり、非常に優位な盤面にできます。

ヴェールのリリアナは残った最後の一人を生け贄にさせられるので盤面を更地にできます。

 

絶望招来はこのカードへの回答となりそうです。

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[-4]からクリーチャーが出なければクリーチャーとPWがそれぞれ1体ずつしか残らず盤面が更地になります。

とはいえその後展開できるのはこちら側なのでアドバンテージに目をつぶればそれほど問題にならないかもしれません。

 

フレンズ戦略を後押しする完璧な1枚。

英雄の公有地もありますし、エスパー・フレンズ辺りが隆盛するかもしれません。

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ではでは!

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