今日はこちら。
ラヴニカへの回帰で登場した赤の1マナソーサリー。
自分がコントロールしていないアーティファクト1つを対象とし、それを破壊します。
また超過で(4)(赤)で唱えれば対象を取らずに自分がコントロールしていないアーティファクトすべてを破壊できます。
そのままでも1マナのアーティファクト破壊なのでかなり優秀。
インスタント・タイミングでこそ唱えられないもののマナ効率は最高峰であり、1対1交換のアーティファクト除去としてはこのままでも1枚のカードとして使われうる性能を持っています。
超過コストはかなり重いもののアーティファクトを複数個破壊できるのはかなり強力。
粉砕の嵐と異なり自分のアーティファクトが残るのが一番のポイントであり、アーティファクトを多用するデッキであっても問題なく使用する事ができます。
登場時のスタンダードでは古の遺恨の存在が逆風。
そもそもアーティファクトが環境で活躍しなければアーティファクト除去に出番はなく、あまり使われてなかったようです。
リミテッドでは魔鍵や護民官のサーベル等有力なアーティファクトが多く、無駄になりにくい1枚。
モダンでは親和デッキの対策としてサイドボードに採用実績があります。
パイオニアでも採用可能なのですが、こちらでは親和デッキほどアーティファクト満載のデッキがないのであまり活躍してないようです。
最も強力なのは統率者。
魔力の墓所他マナファクトを始めとした大量の強力なアーティファクトが存在し、対戦相手も増えるので特に超過の影響が絶大。
自分のアーティファクトには被害を与えない点も強力で、また素で唱えても強力です。
ラスベガスで行われるMagic 30で販売されるSecret Lair『Li'l Giri Saves the day』に選ばれた1枚。
アートではこにぎりが怪物をやっつけたシーンが書かれています。
フレーバーを和訳するとこんな感じ。
『私達の英雄は鋼の閃光を放ち、怪物の爪を切り裂き、少女をその手から解放しました!』
遂に決着!こにぎりが子供を救い出しました!
汚損かどうかは怪しいですが、アーティファクトを破壊するという効果はロボットを倒すというフレーバーにぴったりです。
ではでは!