ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

灯の破裂について考える

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今日はこちら。

 

決戦の後にで登場するPWをクリーチャー化するエンチャント。

白3マナで戦場に出た時1枚引く誘発型能力と、

1個以上の忠誠カウンターが置かれている各PWはそれぞれすべての能力を失い、P/Tがそれぞれその上にある忠誠カウンターの個数に等しいクリーチャーになる永続型能力を持ちます。

 

ファイレクシア戦争は多元宇宙に大きな影響を与えました。

多くの有名なキャラクターがその命を落とし、多くの次元が変貌を遂げました。

中でも大きな影響は多くのPWがその灯を失った事です。

 

灯の破裂はその影響をカード化したものです。

PWはその能力を失い、バニラクリーチャーと化します。

彼等には飛行も破壊不能もありません。

かつて戦場の主役だった彼らは、今や軍勢の一個人でしかないのです。

 

このカードはゲーム上どのように使われるのでしょう。

分かりやすいのは対戦相手のPWの能力を失わせ、機能不全に陥らせるというものです。

ドミナリアの英雄、テフェリーは5マナ4/4の非力な人間へとなり、アドバンテージを稼ぐ事も万能除去もできません。

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トバイアス・アンドリオンは青白コンのフィニッシャーとしてはあまりにも力不足でしょう。
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続いて自軍の忠誠度の高いPWを戦力に変えるという使い方が考えられます。

灯争大戦で登場した-能力しか持たないPW達はそのどれもが高い初期忠誠度を持っています。

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3マナ7/7は戦場を支配するのに十分貢献してくれるでしょう。

 

この変化は今後のカードセットにも大きく影響する事になるでしょう。

今後PWは文字通り神話級の存在となり、その数は大きく減る事になるはずです。

代わりに伝説のクリーチャーがその数を増やし、今後の統率者の選択肢を大きく増やす事になりそうです。

 

さらばだオースブレイカー。ではでは!

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