ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

漆月魁渡について考える

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今日はこちら。

 

神河:輝ける世界で登場する新PW。

世界全土を電子ネットワークが覆い尽くし、サイバネティック技術が普遍化した、前回から1200年後のネオカミカワ

人と神が入り交じるネオ神河で暗躍するのが今回の主役、シヅキカイト=サン。

肩にはタヌキ。カワイイヤッター!

なお特殊アートにはいない模様。

ショッギョ・ムッジョ。

今はギャング、ウメザワサトル=サンに忠誠を誓う氷山勢団の下っ端ですが、今回のストーリー終了時には果たして…?

(ちなみに日本で1200年前、820年と言うと平安時代

空海高野山金剛峯寺を建てたのが819年です。

あとコイツ現時点だと次元渡りしてない…)

 

3マナの青黒PW。

同じ色のPWとしてアショクがいますが、あちらと比べると、好き好んで悪事に手を染めていない等、邪悪さはやや薄い印象を受けました。

まあ浄土真宗の様に悪人と自覚してない方が悪人という主張もあるので、どちらが悪かというのはそれだけで記事が埋まるのでやめときます。

 

戦場に出たターン終了時にフェイズアウト!

シンシュツキボツ!まさにニンジャ!

少なくとも2回忠誠度能力を使うことができます。

ほぼ確実に2回仕事ができるのは魅力ですね。

忍者らしいフレーバーのいいカードだと思います。

最も殴れる様になる頃には最大忠誠度5なうえ、土地が起きてるのはかなりまずいような気もしますが…。

 

[+1]能力は1枚引いて、そのターン中攻撃していないなら1枚捨てる効果です。

え、3マナPWがアド取りしますか?

おかしいと思いませんか?

単純なルーティングとして使えるだけでなく、攻撃していればアドバンテージを確保できるのはかなり強力。

コントロールデッキではなかなか満たしづらいように見えて、後述する[-2]能力を使えば単体でもアドバンテージを確保していくことが可能な非常に強力な忠誠度型能力です。

 

[-2]能力はブロックされない青の1/1・忍者・トークンを生成する能力。

ニンジャはブロックされない。イヤーッ!

これにより上の能力を安定して誘発させる事ができます。

実際-2→+1で1ドローが確保できそうなのはなかなかにいいですね。

 

とはいえ所詮は霧まといの川守り

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1マナ相当のクリーチャーを[-2]で出すのはなかなかに弱そうです。

一応一度使ってしまえばあとは安定して連打できるので強力なのに間違いは無いのですが、そのターン中だけで見ると例え捨てるにしても[+1]能力の方が強力な場面も多そうです。

その為、この能力は使わず別のクリーチャーで条件を満たしに行けるといいと思います。

怪しげな密航者とかユアンティの呪われし者辺りが色も合ってて良さげですね。
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(というか多分元は[-1]で作られていたと思います。

そうなると強すぎたので-2になったというところでしょう。

実際3マナのPWからトークンが3体出て来てそこから忠誠度が増やせるのは流石に強そう。

でも初期忠誠度2にしてでも[-1]にして欲しかった…)

 

ちなみに忍者としか指定されてないので、変容も可能。

ただ個人的にはならず者にはして欲しかったです…。

 

[-7]はあなたのクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与える度、ライブラリーから青か黒のクリーチャー1体を戦場に出す紋章奥義。。

カイト=サンのヒミツ・ワザ!ナムサン!

忍術を考えると戦闘ダメージを与えたクリーチャーはデッキに戻りそうですが、まあ蛇足でしょう。

[-2]で生み出せるトークンを用いれば、奥義からそのターン中に誘発させる事も可能です。

 

面白いのはライブラリーに限定している為、出したいカードを引いてしまうと出せない事。

ここに辿り着くためには着地後5ターン経過する必要があり、[+1]も合わせて計8枚引く事になります。

結構引き込みそう。

その為、無理にこの能力によるファッティの召喚を狙わず、頭数を増やす使い方で使った方がいいかもしれません。

大量に青のクリーチャー並べてタッサの信託者出して勝ちたい。

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[-2], [-7]共に少し微妙そうですが、[+1]が流石に強そう。

条件を満たせばお手軽ドローエンジンとなってくれるので、スタンダードでクロックパーミッションを完成させてくれるかもしれません。

 

この子後で再登場できるのでしょうか。

単発で終わりそうな…。ではまた次回。

オタッシャデー!

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