ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

夢を引き裂く者、アショクについて考える

100枚ヒストリック・ブロールが常設されるとの事で、それに先駆け無料イベントとして実装されました!

参加費無料で1勝すれば3000expもらえるので是非挑戦してみてください!

…と思ったのですが、資産差が出やすいという話がチラホラ。

確かに資産がない人にとっては厳しいイベントかもしれません。

そこで今日はそんな方でも1勝位ならできそうな安い統率者夢を引き裂く者、アショクについて。

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夢を引き裂く者、アショクは灯争大戦で登場したアンコモンのPWです。

通常PWは神話レアなのですがこのセット(及び続く基本セット2020の新米紅蓮術師、チャンドラ)のみはアンコモンから登場しました。

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アンコモンだからといって舐めてはいけません。

このアショクは非常に強力で凶悪なPWです。

 

常在型能力――これも灯争大戦のPWの特徴ですね――は、対戦相手限定で対戦相手の呪文や能力が対戦相手のライブラリーからカードを探す事を封じる能力です。

 

これこそこのPWが強力だった要因で、寓話の小道を始めとしたフェッチランドの効果すら阻害します。

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下環境の多くのデッキは土地枠にこのフェッチランドを多く採用している為、事実上の土地破壊カードとして使うことができ、フォーマットによっては暗黒の儀式から1ターン目に着地させる事で相手の手札の土地を全て無力化する事ができます。

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当時のスタンダードでは死者の原野が猛威を奮っており、これをサーチするカードを阻害するサイドカードとして活躍していました。

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阻害するのは対戦相手の効果で対戦相手がサーチする事のみです。

あなたが撃った対称な対応は対戦相手にサーチを許すので残念。

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なお厳密には阻害する為にはサーチする呪文や能力のコントローラー、ライブラリーのオーナー、探す人物が同じである必要があり、対戦相手Aの対称な対応は対戦相手B, Cにサーチさせる事ができます。

魔王戦か?

 

[-1]はプレイヤー1人のライブラリーの上から4枚を切除し、各対戦相手の墓地を追放する効果。

対象が誰であろうと各対戦相手の墓地は吹き飛びます。

相手に使うと追放型デッキ破壊、自分に使うと追放付き墓地肥やしとなる効果で、守りきれば初期忠誠度から5回=20枚まで落とせます。

 

リミテッドでは相手のデッキが半分消える恐ろしい効果で、複数ピックできたり、テフェリーの時間改変で使い回せると結構強め。

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充分フィニッシャーになり得ます。

(そもそもかなり長引きやすい環境だった様な)

 

スタンダードでも墓地肥やしとして活躍し、特に隠された手、ケシスとの相性が良かったです。

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本体が伝説の為、使い回せましたし。

 

ライブラリーアウトデッキにとってはガイアの祝福等をワンチャン越えられる数少ないカードの1枚。

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そうでなくとも切除+墓地対策として優秀な効果で、採用する価値は充分にあります。

 

でヒストリック・ブロールでは、というとまあ何人かは既にわかっていると思います。

格安デッキのお供しつこい請願者君(と島)が残り99枚を埋めます。

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100枚と枚数が多い代わりに全体除去の割合は減り、可能性が生まれています。

 

コモン4枚とアンコモン1枚で目指せ1勝!

あ、資産がある方はご自由にお組みください。

ではでは!

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