今日はこちら。
4マナで手札1枚を捨てる代わりに2ドローと宝物2つを生成できるインスタント。
コモンであるという事もあり効果としては比較的単純なものの、その使い勝手の良さから構築に姿を見せている1枚。
英語名Unexpected WindFallの後半WindFallとは棚からぼた餅の様な思いがけない幸運の事。
ただイラストを見る感じ掘り出し物とか、何かを得ると思っていたけどそれが予想以上に良かったというニュアンスの方が近そうです。
ちなみにWindFallだけをカード名に持つカードもあり、その日本語名は意外な授かり物。
あちらはレガシー禁止、ヴィンテージ制限と一線級以上の働きを見せてしまったので、かなり悪名高い1枚ですね。
MoMaのキーカードの1枚であり、かつ運営が見落としてMoMaを生み出した元凶でもあります。
(運営は手札が枯渇して止まると思っていた)
リミテッドでの出番は皆無に等しく、環境の速度にまったくついていけていません。
環境的に赤が弱いという事は無いのだが、これを撃っている様では攻め切られてしまう、あるいは相手の態勢が持ち直されてしまうでしょう。
(個人的にはそもそもリミテッドで除去とバットリと装備品以外あまり入れたくない…)
反面構築では一時的とはいえマナ加速に使う事ができ、特に8マナまで到達すれば大体勝てる感電天啓との相性が抜群。
同じく4マナのドロー呪文である記憶の氾濫(正確にはドローしないが)と比べると、持ってこれるカードの質とフラッシュバック、アドバンテージで劣るものの、マナ加速ができる点、及び感電の反復でコピーした際に効果を発揮する点で勝っています。
手札を捨てるのが追加コストなのでコピーした場合は恩恵だけ受けられます。
が逆に打ち消された場合はそれだけ失ってしまいます。
ゼロ除算等バウンスですらきついのが痛いです。
ヒストリックでは奔流の機械巨人との相性がよく一部で注目されています。
唱えたい呪文を捨てつつマナ加速で唱えるタイミングを早められる為、かなり相性がいいです。
すべてがインスタントタイミングなのも魅力的ですね。
構築でその強さを発揮し、定番カードとなれるのか。
フォーゴトン・レルム探訪好評発売中です!
ではでは!