ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

反逆の先導者、チャンドラについて考える

今日はこちら。

 

故郷カラデシュで領事府に捕まった母ピア・ナラーを助け出すため、遂に本気を出したチャンドラ。

果たして彼女はテゼレットの処刑前に母親を助け出すことができるのか。

カラデシュ頂上戦争の結末やいかに。

 

能力は4つ。

一つ目のプラス能力はデッキトップを唱えられる能力。

唱えるなので土地は置けず、また解決した瞬間に唱えなければならないが、唱えなかった場合、代わりに各対戦相手に2ダメージを与えることができる。

ハンドかライフアドバンテージにつながる能力であり、着地したターンは大抵この能力が使われる。

なお対象を取らず対戦相手にダメージを与える能力なので、呪禁を抜くことができる。

 

が、この利便性が仇となった。

登場当時はダメージの移し替えルールによりプレインズウォーカーも焼けたのだが、ドミナリア発売時のルール変更によりできなくなってしまった。

とはいえそれを差し引いても十分強力な能力であることに違いはない。

 

二つ目のプラス能力は赤マナ2点。

着地したターンであれば差し引き2マナで登場させることができ、次のターンには6マナまで手が届く。

手札の消費が早くなるものの無くなったら一つ目の能力で手札を補充すればよい。

熱烈の神、ハゾレトとも相性な為、アグロデッキにも同時に投入されていた実績がある。

 

小マイナス能力はクリーチャーへの4ダメージ。

他のチャンドラと違いタフネス4まで十分信頼性が高い。

その分消費忠誠度が大きいので1度撃てば大抵二度と撃てない。

 

奥義は呪文を唱えるたびに好きな対象に5ダメージ飛ばす能力。

それ以降の呪文全てに無視できない起動能力が付くため、撃てばほぼ勝てる非常に強力な能力。

クリーチャーに対して撃つこともできるが、大抵は相手のライフを詰めてゲームを素早く終わらせることになるだろう。

半面即座にゲームを終わらせることはできず、追加で1,2枚手札が必要になるので過信は禁物。

また対象にとる必要があり誘発も強制なので、相手に呪禁が付くと自軍を滅ぼすことになってしまう。

 

登場直後からスタンダードで活躍。

赤単アグロから赤緑ランプまで赤絡みのデッキでローテ落ちまで活躍し続けた。

 

レガシーでも活躍。

裏切り者の都モックスダイアモンドから高速展開され、失った手札と追加のマナを獲得するのに役立っている。

 

流石にヒストリックでも活躍できると信じたいが、赤系の多くは緑と組んで集合する中隊を採用している関係で、クリーチャーでないこれがメインに入るのは難しいかもしれない。

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赤単もバーンスタイルが主流でジェガンサまで採用しているのでサイドも厳しいかも。

(ジェガンサと比べれば強いのだが、そもそも4マナが入りにくい)

 

ウーロを中心とした4色ミッドレンジが強いヒストリックで、赤の反逆の先導者となれるか。

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個人的には活躍してほしい1枚。ではでは!

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