ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

暗黒騎士、セシル/覚醒のパラディン、セシルについて考える

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「この暗黒騎士の姿同様、僕の心も……!」

「これは僕自身との戦いだ!

今までの過ちを償うためにもこいつを!

暗黒騎士を倒す!」

今日はこちら。

 

FINAL FANTASYにて登場する伝説のクリーチャー。

第一面は黒1マナ2/3接死の伝説の人間・騎士で、

ダメージを与えるたび、そのダメージに等しい点数のライフを失い、

その後、あなたのライフ総量が初期ライフ総量の半分以下なら、これをアンタップし変身させる誘発型能力を持ちます。

第二面は白の4/4絆魂の伝説の人間・騎士で、

攻撃するたび、ターン終了時まで、すべての攻撃クリーチャーは破壊不能を得る誘発型能力を持ちます。

 

第1面はスタッツの優秀なクリーチャー。

2/3と破格のスタッツを持つとともに、接死も持つので戦闘では無類の強さを発揮します。

一方で、与えたダメージと同じ点数のライフを失ってしまうため、ライフレース的にはまったく有利になりません。

対戦相手にダメージを与えられなくてもライフが減ってしまうため、適当なチャンプブロックを続けられるとそのまま死んでしまいます。

ただし、ライフが初期ライフの半分以下、つまり構築なら20点中10点、統率者なら40点中20点を失うと変身します。

早く変身したいですね。

 

変身すると色が黒から白へと変わり、サイズも4/4となって、接死の代わりに絆魂を得ます。

第一面の変身条件によりライフはかなり減ってしまっているため、絆魂によってライフを取り返していきましょう。

また、攻撃するたび、ターン終了時まで、他の攻撃クリーチャーに破壊不能を与えるため、安心して攻撃できます。

とはいえ、ライフがすでに少ないので、返しのターンの防御を考えて攻撃に回りましょう。

 

リミテッドではかなり強そうです。

1マナながら、サイズが大きいうえ、接死により相打ちがしやすく、ライフを減らしすぎると変身します。

取れたらデッキの色を変えるレベルかもしれません。

 

構築でも活躍できそうです。

接死により1:1交換ができますし、攻撃し続けられるならいつかは変身できるため、それはそれで問題ありません。

もしかすると、レガシ―の秘密を掘り下げる者のような、打ち消しと除去で彼をバックアップするデッキが生まれるかもしれませんね。

秘密を掘り下げる者

 

統率者に指定する場合、彼の固有色は白黒になります。

白黒には堕落者、アスタリオン月の集会といった、自分のライフの増減をトリガーとするカードが多く存在しています。

堕落者、アスタリオン月の集会

それらをデッキに入れることで、ライフをテーマにした楽しいデッキが組めるでしょう。

 

また、騎士デッキも悪くないですね。

模範の騎士騎士の突撃といった、騎士をサポートするカードが白黒なら多く採用できるので、暗黒騎士らしいデッキが組めるでしょう。

模範の騎士騎士の突撃

 

セシルはFINAL FANTASY Ⅳの主人公です。

元はバロン王国の飛空艇団、赤き翼の隊長を務めていました。

しかし、ミシディアで水のクリスタルを無抵抗な人々から奪った後、彼は苦悩することになります。

「この暗黒騎士の姿同様、僕の心も……!」

この不信感を王に見抜かれ、隊長を解任。

代わりの任務のためミスト村に向かい、そこでの出来事をきっかけに、王から離反することになります。

 

物語序盤は暗黒騎士として、攻撃一辺倒の戦い方を繰り広げます。

専用コマンド「あんこく」は、それなりに威力のある全体攻撃ですが、HPを消費する弱点があります。

 

物語中盤、試験の山の頂上でもう一人の自分と戦うことになります。

手を貸そうとする仲間に対し、彼の言った台詞は作品屈指の名台詞として知られています。

「これは僕自身との戦いだ!

今までの過ちを償うためにもこいつを!

暗黒騎士を倒す!」

 

試練を乗り越えた彼は、パラディンへと覚醒。

専用コマンドも「かばう」「白魔法」へと変化します。

「プロテス」は白魔法の1つであり、防御力を一時的に高める効果があります。

カードは暗黒騎士時代の高い攻撃力、HP消費、覚醒後の味方を守る効果などがうまく表現されています。

 

小粒ながら威力は申し分ありません。

正義に目覚める暗黒騎士は本当にかっこいいですね。

是非統率者を組んでみたい1枚です。

ではでは!

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