

「おっしゃっ やっぱ釣り最高だわ」
「魚の捌き方くらいは知っておいた方がいいんじゃないか?」
──イグニス・スキエンティア
今日はこちら。
性能解説
カードデータ
FINAL FANTASYで登場するサブクエスト: 魚釣りです。
第1面は白3マナのエンチャントで、
自分のアップキープ開始時に、ライブラリーの一番上にあるカード1枚を見ます。
それがアーティファクトやクリーチャーであるカードなら、それを公開し、あなたの手札に加えられます。
そうしたなら、食物1つを生成し、これを変身させます。
第2面は土地で、
(T): (W)を加える能力と、
ソーサリータイミングで、(3), (T), アーティファクト1つを生け贄に捧げる: 自分の各クリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く能力を持ちます。
考察
魚を釣り上げると土地になるエンチャント。
釣るのはクリーチャーだけでなく、アーティファクトでもいいです。

釣りといえば長靴
報酬として得るのは、釣り上げたものと魚(食物)。
魚は大抵そのまま調理に使われるでしょう。
束の間の安息所は釣り上げたその日から営業開始です。
3マナで1ドロー+マナ加速+αと考えればリターンは十分。
一方ヒットしなかった場合はほとんど何も起こらず、ゲーム終了までおけらの可能性もあります。
マナ加速ができることを考えれば是が非でも置いた次のターンには誘発させたいですが、焦りは禁物。
糸を垂らして気長に待ちましょう。
フォーマット別評価
リミテッド
凡。
リミテッドでは通常16枚クリーチャーが入ります。
カードプールがほとんど明らかになっていないため、環境予想はかなり厳しいですが、4割と考えると大体3ターン以内でひっくり返ることになります。
変身すれば性能は高いので悪くはないのですが、
これをクリーチャーカウントすることはできず、残りの枠も除去を入れたいと考えると、なかなか枠は無さそうです。
除去を好きに入れられる環境ではないので、何だかんだ採用を争うカードにはなりそう。
スタンダード
マナ加速としては相手が悪いです。

そもそも出した次のターンまで確定で何もしない3マナパーマネントは構築ではあまりにも厳しく、
おそらくリミテッド向きのカードだと思います。
統率者
ヒットさえすれば、アーティファクトを生け贄に毎ターン+1/+1カウンターをばら撒けるのが統率者向きです。
- タイムラグの存在
- デッキのクリーチャーが多めに必要
- 効果もクリーチャーが欲しい
これらの理由から、ブラケット3以下での使用を勧めます。
相性のいい統率者
- 街角の料理人、ロッコ

大量の食物と+1/+1カウンターをばら撒く統率者です。
アーティファクトの用意と、カウンターギミックの入れやすさが魅力的です。
フレーバー的にも良好。
- フロド&サム


指輪物語の主人公と料理人の共闘です。
生み出した食物はその場で食べてしまうので相性はそれほどですが、
フレーバー的には現時点では最高クラス。
- ノクティス
現時点では未発表ですが、フレーバーだけで言えば、彼が最高。
白を含んでいてくれよ…?
原作解説
FINAL FANTASY XVでは、主人公ノクティスが釣りを趣味としており、ゲーム内でミニゲームが行えます。
このミニゲームで、プレイヤーは魚を釣り上げるためにタイミングよく操作する必要があります。
ゲーム中、釣人ネイヴィスから、主人公が特定の魚を釣るよう依頼されるサブクエストがあり、釣りのスキル向上や報酬獲得に繋がります。
釣った魚は、主に料理人のイグニスの手によってキャンプで調理され、仲間たちで食事を楽しむ様子が描かれます。
カードやフレーバーからは、魚を釣り上げ報酬を手に入れるメカニズムや、それを調理して仲間に振る舞う様子を見事に表現しています。
総評
フレーバーの再現が見事な楽しい1枚。
その分レアリティと性能は控えめですが、冒険の雰囲気を存分に楽しむことができます。
マナ・アーティファクトとクリーチャーが大量に入る統率者デッキなら、色さえあれば入れておいてもいいかもしれませんね。
ではでは!