今日はこちら。
機械兵団の進軍で登場する新しいチャンドラ。
1ターンに1度インスタントかソーサリーを唱える度にそれをコピーする能力と、[+2]で好きな組み合わせのマナ2点を加えられる効果、[+1]でライブラリートップ5枚を追放し、その中からインスタントやソーサリーを1枚唱えられる効果、[-X]で最大2つを対象とし、X点ダメージを与えられる能力を持ちます。
何と言ってもインスタントやソーサリーをコピーできる能力が強力。
[+2]で生み出したマナから喉首狙いを撃つだけでも0:2交換となるのでかなり強そうに見えます。
返しには絶望招来を決めましょう。
使用制限もないので単純な2マナ加速となってくれます。
このような無茶苦茶なマナベースを通せるのは最近の特殊地形が強力なのもありますが、このカードの[+2]もかなり大きいです。
これまでのチャンドラが赤しか生み出せなかったことを考えるとかなりの進歩と言えるでしょう。
[+1]はライブラリートップからインスタントやソーサリーを探せる能力。
最低でも12枚は欲しい所ですが、最悪空振りでも忠誠度が1増えます。
流石は6マナといったところか。
[-X]は対象2つにX点ダメージを与える能力。
事実上の奥義と呼べる能力で、上2つの能力で稼いだ忠誠度をつぎ込んで、相手に大きな
使い切りとして6マナ10点と見てもかなりマナ効率がいいですね。
また注目すべき点としてオラクルの更新が行われています。
今までは『クリーチャーかプレイヤーかPW最大2つを対象とし』と書かれていたところが『最大2つを対象とし』まで短縮されています。
このオラクルに従えば例えば稲妻は『1つを対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える。』になります。
…いいですね。
サリアとギドラグの怪物でもオラクルを短くしようとする試みが見られるので今後より読みやすいテキストになってくれそうです。
ただそれに従うならこれもこれがそれにダメージを与えるというテキストになるべきなので、まだテキストの統一が取れてなさそうです。
その辺は追々かと。
6マナと重いものの残れば十分な働きをしてくれそう。
現在トップメタのグリクシスミッドレンジで活躍する姿を見せてくれるんじゃないでしょうか。
遂に赤単から多色デッキで使いやすくなったチャンドラ。
ストーリー的にも全員をまとめるギデオン的立ち位置になりました。
…死ぬなよ?ではでは!