ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

赤霊破について考える

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今日はこちら。

 

アルファ版から存在する由緒正しき色対策カードの1枚。

青い呪文1つを対象としそれを打ち消すか、青いパーマネント1つを対象としそれを破壊する事ができます。

 

収録されているフォーマットの関係上レガシーやヴィンテージ、統率者、パウパーでしか使えません。

しかしそれらのフォーマットにおいては赤であれば必ずと言っていいほど採用されている、歴代屈指の赤のカードとなっています。

 

理由は単純でそういったエターナルフォーマットでは青が極めて強いから。

特に打ち消しに対抗できるのはかなりの強みとなっています。

また青のパーマネントであればエンチャントやPWでさえも触れてしまう為、その見た目に反してかなり広範囲に刺さる1枚となっています。

 

アイスエイジでは酷似した紅蓮破が登場。

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第5版では「色対策カードはアンコモンにすべき」という理由でその紅蓮破に席を奪われ、以降本流のセットには再録されていません。

ただその紅蓮破は元々アイスエイジではコモンで収録されており、なぜ入れ替えられなければならなかったのか、その真相は闇に包まれています。

 

紅蓮破との最大の違いは青でない呪文やパーマネントを対象に取れるかどうか。

紅蓮破はいざとなれば土地などを対象に取れる為、果敢や墓地肥やしに利用できます。

 

一方の赤霊破は対応範囲が狭く、打てずに手札で腐ってしまう可能性があるのですが、逆にその対応範囲の狭さがメリットとなる事も多々あります。

その最たる例が偏向はたきに曲げられにくいという点であり、特に打ち消しの用途で使った際にはスタック上に他に青い呪文がないという可能性も高いです。

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その為統率者では赤霊破のみが採用され、紅蓮破の採用は見送られる事も。

まあハイランダーなので両方採用される事も多いですが。

 

読み方は「せきれいは」。

マスターズ25thの再録時に青霊破と共にルビが振られました。

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ではでは!

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