今日はこちら。
ファイレクシア: 完全なる統一で登場するファイレクシアン・ドルイド。
1マナ1/2毒性1で自分のクリーチャーが呪文の対象になるたび、対戦相手1人に毒カウンター1個を与える事ができます。
注目すべきは対象となる呪文のコントローラーを問わない事。
自分の呪文の対象にしても誘発する為、これを採用した毒殺デッキが注目を集めています。
呪文の対象に取った時点で誘発する為止めるのはかなり困難。
例え呪文を打ち消したとしても毒カウンターの獲得を避ける事はできません。
範囲も広く横にいるクリーチャーを除去しようとしても毒カウンターを得てしまう為、真っ先に対処すべき1マナクリーチャーとなります。
そこをタミヨウの保管等で止められると最悪。
毒カウンターを2個獲得した上に除去に失敗します。
有力視されているのがストーム系呪文で10回対象に取る方法。
中でも大地の裂け目が注目を集めており、新しい型のストーム・デッキが環境で結果を残すかもしれません。
とはいえストームが10あるなら苦悶の触手1枚でゲームを決める事ができますし、儀式の乏しい緑よりも黒の方がストームを稼ぎやすいので、あまり影響は無いんじゃないかと予想しています。
とはいえPair o' Dice Lostの登場で緑を採用したストーム・デッキが増えている点や、狼狽の嵐等で対処できない点など強みもあるので、まったく目がないという訳ではありません。
スタンダードでは芽吹く生命の行進が話題に。
敬慕される腐敗僧を複数体展開する事で能力が複数回誘発します。
呪文の対象に取るので能力が誘発するのも見逃せません。
また陽気な呪文盗み、アイヴィーとのシナジーも話題になっています。
アイヴィーがコピーの対象になる事で能力が誘発します。
最近のカードとしては珍しく対戦相手1人を対象に取ります。
仮にこれが各対戦相手に与えるだった場合10回対象に取るだけでゲームが終了してしまう為、これはむしろ多人数戦を意識した調整と言えるでしょう。
1マナながら1/2毒性1とスタッツがかなり優秀。
1点でも戦闘ダメージを通せば毒カウンター1個を送れる為、実質2/2相当となっており、単体でもかなりの脅威となります。
今回のトップレアと噂されている1枚。
果たして今回の鏡割りの寓話ないし帳簿裂きとなれるのか。
ではでは!