ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

マイコシンスの庭について考える

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今日はこちら。

 

ファイレクシア: 完全なる統一で登場する球層。

無色1マナを出せる能力、(1)を好きな色に変えられる能力、及び(X), (T)で自分のマナ総量X以下のアーティファクトのコピーになる能力を持っています。

 

とりあえずゆらめく岩屋の上位互換。
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これだけで構築に入るのはかなり厳しいものの、最低限のマナ供給及び色マナの安定供給に役立ってくれます。

 

最大の特徴はやはり3つ目のアーティファクトのコピーになれる能力でしょう。

強力なアーティファクトの多い下環境ほど活躍できる可能性があり、例えば統率者では魔力の墓所太陽の指輪のコピーになる事で、よりマナを生み出せるようになります。

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ただし起動にタップが必要な為コピーしたターンは基本的に使う事ができません。

魔力の櫃等をコピーするのであれば、巻き戻しの時計等の別個アンタップ手段が欲しいところです。

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インスタント・タイミングでコピーできるのも強力。

ファイレクシアン・ドレッドノートを出し、着地誘発にスタックして能力を解決すれば、12/12トランプルが戦場に君臨します。

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タップ状態なのでそのターンは攻撃できませんが、その存在感はかなりのもの。

 

またタップ状態でも問題なく発動できるものであればそのターンから有効に使えます。

ライオンの瞳のダイアモンドはその代表格ですね。

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6マナ統率者の夢が広がる…。

また精力の護符のようなそもそも能力にタップを伴わないものであればそのターンから強力に使う事ができます。

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ネックとなるのは土地として見た場合の性能の低さ。

色マナがシビアなANTに入って環境を壊す、という事は流石に無いんじゃないかな、と予想します。

 

とはいえどう見ても可能性の塊。

後々高騰してもおかしくない1枚なので、初動で抑えておいた方が賢明かもしれません。

 

マイコシンスはミラディンに存在する菌糸状の金属。

その正体はファイレクシアの油によって生み出された物質であり、その胞子には生物の肉体を金属化させ、あるいは金属に生体をもたらすような働きがあります。

ミラディンを新ファイレクシアへと作り替えた一因でもあり、その名前の登場は初代ミラディン・ブロックのダークスティールであった事から、この頃からミラディンが新ファイレクシアへ堕ちる運命にあったという事になります。

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また球層とは旧ファイレクシアが取っていた次元の構造に由来します。

旧ファイレクシアは9つの球体がそれぞれを包み込むような形をしており、内側に行けば行くほどより地獄が待っていました。

現在旧ファイレクシアは消滅していますが、ここでこの名前がが登場したという事は、ミラディンがかつての球体ファイレクシアのように変容しているのかもしれません…。

 

果たして活躍なるか。ではでは!

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