今日はこちら。
ファイレクシア: 完全なる統一で登場する新アトラクサ。
7マナ7/7飛行警戒接死絆魂と優秀なマナレシオに加え、戦場に出た際にデッキトップ10枚を公開し、カード・タイプ毎に1枚手札に加え、残りをデッキボトムに無作為の順番で置きます。
緑白青黒と色指定は多いもののスタッツも効果も強力。
一度殴り始められれば14点ものダメージレースを仕掛ける事ができ、飛行警戒により防御力も高く、最悪接死で相打ちまで持ち込めます。
また着地誘発も強力で、例え土地しか捲れなくてもその中で最も強い土地を手札に加える事ができます。
比較対象としてはニヴ=ミゼット再誕が適切でしょうか。
- マナ・コストは色拘束こそあるもののアトラクサのが重め
- サイズはアトラクサが一回り大きいが、マナレシオで見るとニヴのが優秀
- 能力はアトラクサが圧勝
- 着地誘発の最大値はアトラクサが多分8、ニヴが最大10なのでニヴの勝ち
- 最低値は山札が空でなければアトラクサが1、ニヴが0なのでアトラクサの勝ち
- 持ってこれるカードの制限はアトラクサの勝ち
といった具合にかなり似通った性能と言えるでしょう。
特に着地誘発の差が重要で専用デッキを組んだ際にはニヴの方がバリューが大きくなりやすいのですが、非多色の強力なカードはどうしてもある為、アトラクサの方がデッキは組みやすいと言えそうです。
スタンダードでは…ダメ…かな…。
絆魂がある為戦闘には強いものの、そもそも7マナなら盤面に影響を与えてほしいです。
ドローは結局それを使うターンが必要で、使えなければ何もしなかったのと同じになります。
本体が除去耐性を持たない為返しで落とされる可能性も高いです。
せめて速攻があれば…と思いましたが赤は無いので仕方ないですね。
リアニメイト等の踏み倒しとは相性がいいですね。
着地誘発は踏み倒した場合でも発動する為処理されても後続に繋げることができます。
うまくいくと追加の釣り竿を持ってこれる為再びコンボを走らせる事ができ…あれ、じゃあ強いのか?
ちなみにこの場合デッキに入るのは、色マナの確保と、アトラクサを墓地に落としたり釣り竿を持ってこれる鏡割りの寓話。
よりにもよって赤。
やはり主戦場は統率者でしょう。
色拘束の重さは採用できるカードの幅に繋がり、カード・タイプを散らせば大きなアドバンテージを取る事ができます。
一回り大きくなった事で7×3=21点を狙いやすくなっています。
警戒、絆魂も不特定3マナも宝石の睡蓮や魔力の櫃と相性がよいです。
総じて統率者向きのクリーチャー。
赤が入らないのが嫌な場合はニヴ=ミゼット再誕をどうぞ。
通常版では新たなカード・タイプバトルが表記されています。
これはまだMTGには存在していないカード・タイプではありますが、いずれ近いうちに出る事になるのでしょう。
ちなみにこの出し方はタルモゴイフでのPW登場と一緒ですね。
そのタルモゴイフにバトルが書かれてないので、どうやら世界線が変わったようです。
つまりスタンダードにもうタルモゴイフは来ないんですね…。
悲しい。ではでは!