今日はこちら。
初出は次元の混乱。
すべての森と苗木を緑の1/1の土地・クリーチャー・森・苗木に変えるエンチャントです。
初めて登場した土地でないパーマネントを土地に変えるカードであり、後に登場したカードでも野生の塊、アシャヤやドライアドの歌等極少数にとどまっています。
置くとクリーチャーの数を一気に増やす事ができると共に、苗木も森になるのでマナも伸ばす事ができます。
苗木・トークンを生成するカードと相性がよく、またガイアの揺籃の地から莫大なマナが出るようになります。
モダン・リーグの5-0リストに4枚採用されていた事で注目を集めている1枚で、成長の揺り篭、ヤヴィマヤを置く事で対戦相手の土地も強制的に森にし、
レンと六番や激情で対戦相手の土地を焼き尽くすコンボが提唱されました。
いくらモダンといえど土地を一方的に焼かれてしまうとゲームにならず、今後も見かけるコンボとなる可能性があります。
生命と枝は生きている大地の亜種であり、
当時から大地のしもべ(タップで土地1つを森にできる)と、放蕩魔術師(タップで1ダメージ飛ばせる)のコンボが存在しました。
このコンボと比較すると、森にする為のカードが土地になった事で置きやすく除去されにくくなった他、ロックに持っていくまでの速度が高い等多くの利点があります。
火力役の汎用性の高さも魅力ですね。
ちなみに血染めの月と戦場にある時の処理は結構複雑。
両方が戦場にある場合、タイムスタンプで解決され、生命と枝が先に戦場に出ていた場合基本でない森は、緑の1/1土地・クリーチャー-山・苗木となり、血染めの月が先なら山になります。
これは基本でない森が戦場に出ている場合の話で、苗木のみが戦場にある場合生命と枝が解決されるまで血染めの月は苗木に影響を及ぼせないので、生命と枝が必ず先に解決され、苗木は山・苗木となります。
余談ですが基本でない森が戦場に出ているかつ血染めの月が生命の枝より先に戦場に出ている場合、血染めの月解決時にはまだ苗木が土地化していない為、血染めの月解決後に生命の枝が解決され、苗木は森・苗木となります。
でもまずは苗木を戦場に出してから言ってほしい。
赤緑土地破壊というアーキタイプ自体先祖返りしている感じがあります。
隆盛なるか。ではでは!