ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

最初の黄金守護、ジョー・カディーンについて考える

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今日はこちら。

 

ファイレクシア: 完全なる統一で登場する赤白2マナ2/2トランプルの伝説の人間・レベル。

攻撃時にターン終了時まで自分の装備品を装備しているクリーチャー1体につき+1/+1修正を受け、その後自身のパワーが4以上なら1枚引きます。

 

性能の解説に入る前にまず彼が誰なのかを紹介しましょう。

彼の初登場は新たなるファイレクシア。

覇者、ジョー・カディーンミラディン侵略を目論む新ファイレクシアに対抗するレジスタンスのリーダーとして登場します。

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金属術を達成すれば全体に+3/+0修正を与え、単体でも8/4先制攻撃として、特にリミテッドで覇者として活躍しました。

残念ながら構築戦では

ウィニー向きの能力ながら本体が5マナと重い

・金属術達成の手間と効果が釣り合わない

・伝説である為複数並べることができない

四肢切断に弱い

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等様々な問題を抱えている為活躍できませんでしたが、逆にその弱さやイラストの綺麗さに惹かれるプレイヤーも多く、人気の高いキャラクターの一人となっています。

 

また以下の発言でも有名。

「我々がミラディンに生きている限り、希望の一片は残されている。

いつの日か我々の世界がその正当な持ち主の手に帰る時が来る。

腐った暴君どもは一人また一人と疲れ、互いを食らい始めるかもしれない。

そのような希望は馬鹿げたものかもしれないが、今我々はどんなものにでもすがり、進み続ける。

そして若者達に心の準備をさせねばならぬ、彼らが立ち向かう未来に向けて」

『プレインズウォーカーのための新たなるファイレクシア案内 その5』より

レジスタンスの仲間を鼓舞する熱い説得である。

「なあ…スケベしようや…」?

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PW達が次々と完成化されていく中、未だ完成化に抗う姿はまさに英雄。

新ファイレクシア対抗の象徴としてストーリーでの活躍が期待されます。

 

2マナ2/2トランプルという基礎スタッツはかなり優秀。

アドバンテージの稼ぎにくい赤白には珍しくドロー能力も持っており、かなり使い勝手が良さそうです。

 

装備品が装備されているのは本人でもいいので軽い装備品と相性抜群。

仮に兎電池を装備させれば4/4速攻、トランプルとなり、1枚引く事ができます。

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アルカイヴの徴募人、ベイルドの能力も誘発させる事ができ、ボロス・アグロのキーパーツとしての活躍も期待できそうです。
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黒一強の現状を打破できるか。

 

伝説のクリーチャーという事で統率者としても魅力的。

能力によりカードを引きながら統率者ダメージを狙う事ができます。

トランプルによりチャンプされにくいのも良好。

 

相性のいいカードとしてはナザーンの槌のような戦場に出たらすぐに装備される装備品。

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その他単純に本体コストや装備コストが軽い装備品も相性がいいのですが、それとは別にクリーチャーも用意しなければならないのが悩みどころ。

 

という事で最も相性がいいのが生体武器です。

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生体武器は新たなるファイレクシアで登場した能力であり、戦場に出た時に黒の0/0のファイレクシアン・細菌・クリーチャー・トークンに装備させます。

これによりカード1枚で装備品とそれを装備しているクリーチャーを用意させることが可能。

装備しているクリーチャーのスタッツは関係ない為生存さえしていればそれでよく、仮に倒されたとしても装備品は残り、今度は本人が装備できるので相性抜群。

 

発売後そこには大量の生体武器を引き連れる新レジスタンスの姿が。

ミラディンの明日はどこに。ではでは!

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